12月のはじめに、都内某公立小学校にて国際理解教育レッスンを実施させていただきました（対象：3年生と4年生）。
「国際理解教育」といっても堅い内容ではなく、
イギリスからやってきたネイティブ講師とともに、英語の楽しさと異文化について学ぶ内容で、
参加いただいた児童の皆さんは本当に楽しそうにレッスンを受けていました。
普段は、「外国語活動」の授業がスタートしている5,6年生を対象とすることが多いのですが、
今回3,4年生の皆さんの様子を見させていただいて、その柔軟性に非常に驚かされました。
その一つに、非常にリスニング力が高いことが挙げられます。
まだ英語に慣れていない児童が多い学年ですが、
講師が言った言葉をネイティブの発音に非常に近い状態でリピートしていました。
もちろん5,6年生もすでに学校で「外国語活動」のお時間で学んでいる分、素地はあるのですが、
3,4年生のほうがよりネイティブの発音に近い発音でリピートが出来ていたように感じました。
また、色々なことにチャレンジをすることに”恥ずかしがる”学年ではないので、
講師のいうことに対して、本当に素直な反応が返ってきて、大きな可能性が感じられました。
母語である日本語をしっかり習得してから、外国語を習得すべきというご意見もありますが、
リスニング力が柔軟なうちに、本物の英語にたくさん触れる機会を設けること、
そして外国語・外国文化に対する”壁”を幼いうちに取り払うチャンスを作ってあげることもまた大切なのだなと実感致しました。
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