交渉ごと | かけがえのないゴルフ人生

かけがえのないゴルフ人生

DGA(日本障害者ゴルフ協会)の事務局長をしています。お給料はなし、24時間のボランティアです。たくさんの素晴らしい障害者ゴルファーからもらう勇気と元気が活動の糧。障害者ゴルフの活動と日々見たこと感じたことを綴ります。

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日曜日から2泊3日、軽井沢でDGAの夏期合宿があります。

舞台としては申し分のないところなのですが、初めてDGAの行事を行うゴルフ場なので打ち合わせは時として難航します。

まず、障害者ゴルフがどんなものか見たことがないためイメージが湧かないのでしょう。いろいろな誤解やちょっとした摩擦が生じます。

非営利団体なのでなるべく予算をかけず、それでも参加者の皆さんに楽しく充実した時間を過ごしてもらいたい。私としては自ずと値下げ交渉に力を入れます。

リゾート地なのでもともと何でも高いところ。講義を予定した会議室やパター、アプローチの練習場にもそれなりにお金がかかります。(普通のゴルフ場ならほとんど無料の部分ですけどね)その中で営業の方は色々配慮して安くして下さっていますがそれでもこちらの予算にはなかなか合いません。どんどん押して行くとついには「うちは慈善事業ではありません」などど言われてしまいました。

後で言い過ぎたと思ったのか「いろいろ申し上げて済みません」と担当の方。「いいえ、お互い意見をぶつけないと理解は進みませんから」とやんわりかわした私でしたが、内心は複雑な気持ちでした。

だいたい、行事も2度目になると理解が進んでやりやすくなるゴルフ場が多いので心配はしていませんが、今度のところはどう進展するでしょうか・・・