アオシマ製のプラモデル「 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.105 トヨタ GSU30W ハリアー 350GプレミアムLパッケージ 2006」製作の続きです。

プラモを作っていて思ったのですが、なかなか良い車ですね。

もし新車で軽やコンパクトカーを検討しているなら、それらの半額以下で買えそうな中古の30系ハリアーも面白いかもしれません。

大きな車体と280馬力(350G)のエンジンパワーは魅力的だと思います。

今回は完成まで行きます。

 

前回はシャシーを作ったのですが、今回は内装から始めます。

上画像のようにバスタブ構造でシートの座面が一体成型になっています。

ネットで見つけた本物の写真を参考にアレンジを加えて適当に塗ってやりました。

全体は艶消し黒(水性ホビーカラー)で、フロアコンソールボックスは上の方だけタイヤブラック(Mr.カラー)。

ウインドウスイッチ周辺は、フラットアルミ(タミヤエナメル)としました。

 

背もたれの裏は肉抜きされています。

今回は窓ガラスは開けないので、処理はしない事にします。

 

ダッシュボード全体はタイヤブラック(MR.カラー)。

フラットアルミ(タミヤエナメル)とニュートラルグレー(アクリルガッシュ)で色さししました。

ナビ画面、メーター、トヨタマーク、等はデカールです。

 

各部品をはめ込んで、内装が完成しました。

 

もう一枚。

 

ボディに進みます。

恐縮ですが、今回は途中写真を撮っていなかったので、ほぼ完成してからの写真のみになります。

ボディ色はMr.カラーのメタリックレッドにしてみました。

近年、巷では高級感のある少し暗色に見える赤い車が増えてきた気がします。

そんな感じをイメージして選びました。

手順としては、普通の赤を下塗りしてからメタリックレッドを吹き付け、クリアーでトップコートしました。

研ぎ出しはしないで、コンパウンドで艶出ししました。

鏡面具合は上写真の程度となり、自分では満足しています。

 

上写真はフロントバンパーの接着部分

今回の危なかったと思う箇所です。

接着剤不要キットなのですが、バンパーの勘合部分はとても華奢な作りです。

ヘッドライトレンズが、ボディとバンパーで挟み込む構造だったので、塗装後に取り付け接着したのですが、上写真のように接着中に勘合部分が割れてしまいました。

運よく接着剤が固まるまでずらさない事ができましが、塗装後ゆえに危なかったです。

因みに使用した接着剤はハイグレード模型用セメダインです。

もしかしたら、浸透してプラを脆くする成分が含まれるのかもしれません。

 

リアバンパーの接着部分。

こちらは、仮組中に勘合部分が割れてしまいました。

修理ついでにプラ板の切れ端で補強しておきましたので、塗装後の接着を安心して出来ました。

 

窓ガラスはパチンとハマる仕様なのですが、ハメが固くて壊れそうな感じでした。

念のため、ダボは切り落として木工用ボンドで接着する事にしました。

後席のガラスはスモーク色で成型されているので塗装不要です。

フロントガラスの黒縁はタミヤエナメルのラッカー割を吹き付けました。

 

↓ここから完成写真です。

 

一緒に写っているフィギュアはハセガワ製50’Sアメリカンガールズに含まれる一体です。

 

大きさが分かるように、コンパクトカーと上下に並べて撮ってみました。

ハリアーの全長は4735ミリで、ハイエースのロングより長い事になります。

 

俯瞰で。

 

目線を下げてくるっと一周撮影します。

この写真を見て思い出したのですが、バンパーを塗装前に接着しなかった理由は、ボンネットとバンパーの隙間に塗料が回らない気がした事もあります。

 

ライト類のレンズの縁は、前作ベルファイア同様にガンダムマーカーのブラックで塗装しました。

 

前フェンダーの小さなウインカーは、アクリルガッシュで白く塗ってみました。

本物はクリアーレンズなのですが、塗装表現でらしく見せるのは難しいですね。

 

フェンダーミラーは肉抜きでミラー面がありませんでした。

パテを盛ったのですが凹面鏡みたくなってイマイチな出来です。

 

エンブレム等のデカールは貼付け後にバックドアの周りをマスキングしてクリアーでトップコートしました。

ハイマウントストップランプはそれらしいディテールになっていなかったので、グリーンマックスのコルゲート板を細長く切って貼りました。

 

ボディ下部分のダークグレー部分はタミヤエナメルのジャーマングレーをラッカー割でエアブラシ塗装しました。

窓回りも同じくタミヤエナメルのフラットブラックのラッカー割をエアブラシ塗装です。

ラッカー割だど乾燥が速くて良いですよ。

ボディの基本色をラッカー系で仕上げてあれば、はみ出してもエナメルシンナーで拭き取れるので便利です。

 

最初にボディを仮取付した時にリアの車高が高い感じがしたのですが、何故かそんな感じはしなくなりました。

たぶん、最初は組み方が悪かったのでしょう。

 

フロントグリルはエンブレムのデカールをクリアーでトップコートした事で全体が光沢になってしまいました。

黒い部分は艶消しの方が本物らしかったかもしれません。

 

次はフジミの「マツダ RX-8」を作ろうと思います。

ハリアーの資料写真を求めて中古車情報サイトを見ていたら、意外と「RX-8」の本物が安い事に気が付きました。

走行性能は申し分ありませんし、燃費も歴代ロータリーエンジン搭載車の中で一番良いそうです。

安い中古車を買ってレストアして遊んだら面白そうなどと妄想しはじめました。

ただ、なんとも形が格好悪い気がするんですよね。

先ずはプラモを作って勉強する事にします。

 

これで アオシマ製のプラモデル「 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.105 トヨタ GSU30W ハリアー 350GプレミアムLパッケージ 2006」 は完成とします。

基本的に良く出来たキットだと思うのですが接着剤不要とした事がイロイロと難しくしている気がしました。

勘合がキツイ所が多いので調整無にパチ組すると壊れる可能性大だし、肉抜きや表現的にどうかと思う部分もありました。

 

今日はここまで。