アオシマ製のプラモデル「 1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.105 トヨタ GSU30W ハリアー 350GプレミアムLパッケージ 2006」の製作をはじめました。

 

ボックスアートはこんな感じ。

二代目のハリアーです。

前回のヴェルファイアに続いて、現代の普通の車を作ってみようと考えて選びました。

今の日本で売れている車のジャンルはミニバンとクロスオーバーSUVだと思います。

一般的にオフロード車の事をSUVと呼びますが、SUVには「クロスカントリーSUV」と「クロスオーバーSUV」があります。

クロスカントリーSUVは、まさに道無き道を走る本格的な車で、具体的にはトヨタのランドクルーザーやスズキのジムニーなんかが該当します。

ただそれらは、普段の使用ではオーバースペックであります。

車体重量が重くなりがちで加速や燃費が悪いとか、大径タイヤの為にステアリングの切れ角が小さくなってしまうので小回りが効かないなどのデメリットがあります。

それに対して、クロスオーバーSUVは舗装路用のコンパクトカーやステーションワゴンの車高を上げただけのような車です。

実用上はそれで十分って感じじゃないでしょうか?

ただ尖った部分が無いからかプラモデルでは人気薄のようで、現在でもよく見かける日本車のクロスオーバーSUVはこの「二代目ハリアー」しか無かったので、これを選びました。

 

シャーシーから作ります。

申し遅れましたが、このキットは接着剤不要のスナップキットです。

その為なのか、床下のディテールは簡素です。

排気系は最後部のタイコ以外は一体成型でレリーフ状です。

全体を黒でエアブラシ塗装して、排気系とトランスミッションに筆塗りで色さししておきました。

 
ディスクブレーキのアップ。
ディスク部分に同心円状のスジが入っています。
少し離れて見ると、塗り分けなくてもキャリパーよりディスクの方が暗色に見えます。
この写真で気が付きましたが、マフラーの塗り分け線がよれていますね。
手抜きでマスキングしなかったのがマズかった。
 
エンジン部分のアップ。
2輪駆動ですね。
本物にも2WDグレードは設定されています。
 
ボディと内装を取り付けてみました。
タイヤはインチアップし過ぎに思う。
 
近所にいる本物のタイヤはこんな感じです。
 
塗装に進む前にリアガラスの合いを確認しておいた方が良さそうですね。
 
少しヒップアップ気味ですね。
後ろの車高を少し下げるかもしれません。
とりあえず、次はボディ塗装に進もうと思います。
 
オマケ工作です。
”仮名の世界忍者"Roger SSK"”さんの影響でタミヤの旧恐竜シリーズから「ステゴサウルス」を作ってみました。
40年前からの金型ですから大らかな気持ちで組み立てました。
溶剤系セメダインを使って組み立てました。
大味なキットなので、接着剤はタップリと塗るようにしました。
合わせ目消しは日曜大工に使うような金ヤスリと240番の耐水ペーパーで行いました。
 
サーフェイサーを筆塗りしました。
脚と胴体の接着部分には段差や隙間があったので、そこには溶きパテをすりこんでやりました。
 
合わせ目のディテールは消えているし、脚と胴の接着部には線が残っていますが気にしません。
 
エアブラシで適当に塗ってみました。
骨の化石しか現存しない恐竜の色なんて誰も知りません。
派手な色でも良かったのですが、奇をてらわず地味な色にしてみました。
 
↓ここから完成写真です。
タミヤスミ入れブラックをシャバシャバに希釈して全体に筆塗りし、乾いたらエナメルシンナーをタップリ含ませた筆でふき取って全体に陰影をつけました。
目と爪はタミヤエナメルでチョンチョンと色サシしました。
最後に艶消しクリアーを全体に吹き付けて完成です。
 
ボックスアートと比べるとノッペリとした頭部です。
足指の感じも全く違います。
 
この恐竜は後ろから見た方が迫力がありますね。
 
私的に、この恐竜は二足歩行だったような気がしてなりません。
こんなに短い前脚では4足歩行はやり難いと思う。
前脚は地面に近い物を食べる時に突くだけなのではないでしょうか?
 

何はともあれ、完成してしまえば悪くないキットだと思います。

 

思った以上に上手く作れました。
色の感じはメーカーの完成写真よりらしく見えると自分では思っています。
 
今日はここまで。