物足りない気もするのですが「1/24ヴェルファイア」は完成とする事にしました。

 

前回記事の段階で、残すは内装のみとなっていました。

私の構想としてはリアシートを撤去してキャンピングカーのような物にしようと思っていたのですが、上写真の通りリアシート撤去は困難な構造でした。

なんとバスタブ状の内装とシート座面が一体成型なのです。

先ずは完成させたいので、そのまま作る事にしました。

塗装は、近所のスーパーの駐車場で見た本物の印象から自家調合したラッカー系グレーを全体に吹き付けてから、タミヤエナメルのフラットブラックをシャバシャバに希釈して適当に筆で塗ってみました。

技法的にはスミ入れかフィルタリングか良く分かりません。

まあ、グレー塗りっぱなしより、らしく見えると思います。

付属のシールはちゃんと説明書指示の位置に貼っています。

 

ダッシュボードには付属のシールを貼りました。

オーディオやエアコンスイッチのある中央部分は全くフィットしないので適当に切り刻んで貼りました。

シワシワになってしまったメッキ部分は塗装でやった方が良さそうですが、今回は気力が尽きているので、この状態で我慢します。

 

バスタブにダッシュボードと背もたれを組付けました。

まあ、内装はこれで良しとします。

 

内装を組み込んだら完成です。

スライドドア窓の事ですが、全開でも上部が露出するので、それを再現してみました。

本来付く部品をカットして接着しただけです。

因みに、これは構造的な欠陥では無く、後席に乗せた幼児が車外に落ちる事を予防する為だそうです。

 

兎に角、これで完成にします。
 
いつものようにクルっと一周撮影します。
 
今回のキットは「塗装不要」「接着剤不要」を謳っている製品だったのですが、微妙な感じでしたね。
 
シルエットは悪くないですね。

この面で苦労した部分はフューエルリットとスライドドア後部の凹線が浅くて、スジボリする必要があった事です。

トップコート無の成型色で仕上げるならやりたく無い作業だと思います。

 

外側のテールレンズはタボの大きさが全く合ってなくハメコミ不可能でした。

 

先日、当該車両の後ろに付く機会があったのですが、本物はテールレンズ内部の電球の数がもっと多かったです。

 

そうそう、後部の赤い反射板は中に貼るシールが用意されていました。

レンズははめ込んだだけだったので、マスキングテープの粘着力で外して、シールを貼って組み直してあります。

少し見栄え良くなりました。

 

どうやら、この車は2BOXカーに分類されるらしい。

1BOXカーは床下にエンジンがありますが、ヴェルファイアは前にエンジンがあります。

背は高いけど、構造はコンパクトカーやステーションワゴンと同じと考えて良いのでしょう。

 

かっこいい。

 

サンルーフは中のフタをカットして室内が見えるようにしました。

 

次はこれ「二代目ハリアー」を作る予定です。

現代における普通の車を作ってみようと思ってミニバンである「ヴェルファイア」を作ったのですが、もう一つの売れ筋のジャンルはクロスオーバーSUVだと思います。

クロスオーバーSUVとは、ラダーフレームを持たない車体強度的にヤワなオフロード車の事です。

ヤワと言っても、実用上はそれで十分です。

現代は横滑り防止装置があり、車高が高くても十分な走行安定性を確保できますので流行るのは分かる気がします。

しかし、プラモの世界では人気が無いジャンルのようで「二代目ハリアー」しかキットを見つけられませんでした。

10年以上前に販売終了している車種なので古い感じもしますが、今でもよく見る車です。

 

物足りない気もしますが、これで「フジミ模型 1/24 車NEXTシリーズ No.8 ヴェルファイア ZA G EDITION」は完成とします。

今は気が乗らないのですが、近いうちにドライバーや同乗者のフィギュアを作りたいと思っています。

 

今日はここまで。