前回の鍾馗が完成してから4か月経ちましたが、久しぶりにプラモデルが完成しました。

バンダイ製プラモデル「1/100 フルアクション・オージェ(1984年発売)」を紹介します。

オージェとはTVアニメ「重戦機エルガイム」に登場する主役より格好良い敵メカです。

やはりこのキットは今でも難しいので、エルガイムと同様に成型色を生かして仕上げました。

参考記事

 

 

 

箱です。

エルガイムと同様のフォーマットですね。

ちなみに、プラモの首は全く回りませんので箱絵のポーズをとる事はできません。

 

エルガイムと違って設定ファイルは付いていません。

少し組立説明書に解説があるだけです。

 

完成写真の前に重要と思う部分を紹介します。

上写真は腹の中の関節なのですが、仮組して少し動かしたら折損してしまいました。

このキットの肩と股関節には頑丈な金属部品が使われているのですが、上半身と下半身を連結するこの部品は強度不足です。

愚かにも私は、やばそうと思いつつも面倒くさくて、そのまま組んでしまいました。

案の定、仮組して少し動かしたら壊れました。

 

既に股関節部分から接着で組んでしまっているので分解修理は出来ません。

しょうがないので横に穴をあけて壊れたT字型の部品を取り除きました。

その後、上写真のようにプラパイプと真鍮丸棒で新造しました。

組む前に肉抜き部分に金属線を入れて瞬間接着剤で固めて補強すれば良かったと考えています。

 

↓ここから完成写真です。

私的にですがプロポーションは文句無です。

 

劇中では「金ピカ」と呼ばれていましたから、黄色部分は金色が正解なのだと思います。

しかし、挟み込みが多くて全塗装で仕上げるのが難しそうに感じたので、成形色の黄色で我慢する事にしました。

 

ランダムスレート(脛の後ろ側のカバー)が展開できます。

これはエルガイム世界の反重力装置(フロッサーシステム)に関連した構造のようです。

 

大部分は成型色で再現されるのですが、赤色部の全て、頭部の紺色、前腕の肘近辺の茶色、肘の球体関節、膝の金属パーツは塗装が必要です。

その他、合わせ目やゲート跡など汚くなった部分に補修塗装を加えています。

 

頭部を前傾させて、コックピットハッチを開くギミックが再現されています。

 

説明書に書いてある設定によるとフェイスガードの下に本当の顔があるらしいが、何も再現されていません。

 

ラウンドバインダー(腕を覆う黄色いカバー)は上写真のように付いています。

ボールジョイントの下側からネジで固定するようになっています。

ネジは完成後でも回せるので着脱出来ます。

 

ラウンドバインダーの内側はこんな感じです。

追加用の武器部品も入っていましたが、付けると腕が奥に入らなくなりそうなので見送りました。

 

やはり金色塗装をしないで成型色仕上げにしてしまった事は心残りですね。

でも、これで私のリアルロボットの積みは無くなりました。

 

今日はここまで。