ヤフーブログが閉鎖されるので、移行先を思案中です。
試しにアメーバのIDを作って記事を投稿してみました。

 

今回の記事はバンダイ製のプラモデル「1/100 マ・クベ専用ギャン(1982年1月発売)」を作った時の記録です。

 

水性ボンドなどで仮組した状態です。
 
やはり全体的に関節のヘタリ対策は必須工作です。
上写真のように腕付根に適当なポリキャップを固定しました。
 
キットの股関節軸はユルユルだし強度的に不安です。
真鍮パイプを半田付けして作る事にしました。
 
適当なポリパーツとプラ板で固定しようと思います。
接着剤の乾燥を待ちます。
 

股関節軸を固定するポリパーツがグラグラしていたので、下側にも押さえを設けました。
更に瞬間接着剤を隙間に流し込んでしっかりと固定するようにしました。
 
反対側を接着して、ヤスリをかけました。
 
首は約1ミリ延長して、余り物のポリキャップで取り付ける事にしました。
 
肩と上腕もポリキャップで差し込み式にしました。
肩関節のヘタリ対策は軸にビニールを挟む事にします。
 

手の取付部にポリキャップを付けます。
 
干渉する部分を削って適当なポリキャップをゼリー状瞬間接着剤で固定しました。
前腕を貼り合わせる時に、反対側にも接着剤をボタっと塗ります。
ポリエチレンは瞬間接着剤で接着できませんが、周りを固めてしまえば固定されます。
 
肘関節のヘタリ対策はビニールを挟むだけにします。上腕の接着は塗装後で良いでしょう。
 

脚部の工作に進みます。
腿付根のプラ関節を改造します。
このままプラ軸受けをポリ部品に交換するのみにしようとも思ったのですが、それでは可動範囲に難があります。
アクションフィギュアのような可動は求めていませんが、最低限の可動は確保したいと思っています。
 
プラ板とウェーブのポリキャップを使って上写真のようにしてみました。
下側のポリキャップは、周りを瞬間接着剤で覆って固定してあります。
 
膝は抜き差し出来るようにします。
腿パーツの下の方をカットしました。
 

膝関節になるポリキャップは内径3ミリの真鍮パイプで左右から支えます。
腿側の軸受け部分は5ミリ径なので、プラパイプを入れて太さを調整しています。
 
膝関節のポリキャップと脚付根の関節パーツは、上写真のように真鍮パイプでつながります。
 
足首のプラ関節をポリキャップと交換します。
 
イメージ 5
後ろ側の支えを切り離して、ポリキャップを入れてから再接着しました。
 
左右からプラ関節を支える構造だったのですが、ポリキャップにした事で抜け落ちる心配が無くなったので、片側の支えをカットしました。
カットした側に余地ができますので、足首は抜き差し出来るようになりました。
写真は片脚のみですが、左右とも同じ作業を行いました。
 
股間ブロックは、胴体を貼り合わせる際に挟み込む構造です。
それでは、塗装の便が悪いので後で接着できるように上の方をカットしました。
位置決めしやすいようにプラ板とプラ棒でダボを作りました。
少し上下が長くなりましたが、元が短すぎる感じだったので、まあ良いでしょう。
 
胴体を貼り合わせました。
塗装に進みます。
 

全ての部品にサーフェイサーを吹き付けます。
 
なんかなあ。
まあ、ガンプラに当り無しなので、これなら出来が良い方でしょう。
 
ライトブルーを吹き付けた後、腹の部分をマスキングします。
ライトブルーは白いサーフェイサーにグレーとスカイブルーとパープルを加えて作りました。
ちなみに本体でマスキングが必要なのは、ここだけですね。
 
全体はこんな感じになりました。
ランドセルのグレーは、廃塗料を混ぜて偶然に出来た色です。
 

なかなか良い感じです。
 
シールドも塗ります。
自家調合のオレンジイエローを吹き付けてから中央をマスキングします。
古い変質したマスキングゾルが残っていたので、テープの隙間埋めに塗ってみました。
 
裏側は縁を残して黒くする事にしました。
マルーンを吹き付けてから、縁をマスキングしました。
 
成功です。
 
表はこんな感じ。
剣の光刃部分は蛍光色です。
 
頭部はモノアイとその周辺の黒を筆塗りしました。
もう少しで完成です。
 
ネットで設定画を検索して見てみたら、腹の7角形のくぼみの色が違うようです。
こういう部分はちゃんとしておいた方が後々後悔が残らなく良いでしょう。
上画像のようにマスキングしました。
 

本体色に比べて赤身の少ないライトブルーを自家調合して吹き付けました。
少し濃すぎた気もしますが、まあ及第点です。
 
今まで気が付かなかったのですが、脚の色味が左右で違ってしまったようです。
脚を塗り直してスミ入れを少し加えて完成にします。
 
以下は完成写真です。

これで完成です。
先ず正面から撮影。
股関節の改造で、脚の付根の位置を上下に調整できるようになりました。
少し腿を長くみせられるようになったので、素組よりは自然なプロポーションになったと思います。
 
後ろです。
ランドセルのロケットを噴射したら尻が焦げそうなデザインです。
 
パワフルな感じの体系でスピード感のあるツートンカラーですから、格好良いような気もしますね。
そうそう、記事中で書くのを忘れましたがフンドシ部分は前後に移動出来るように加工してあります。
素組だと奥過ぎなので、前に出した方が設定画の雰囲気に近づきます。
 
武器を持たせてみました。
なんか本体色と調和しないカラーリングなんですが、昔の玩具みたいな趣があるような気もします。
 
箱絵を参考に今にも斬りかからんとするポーズを付けてみました。
可動範囲的にあまり自由は効かないのですが、私的にはこれだけ動けば十分です。
 
これで「1/100_ギャンの製作」は終了です。