2022年12月半ば

 

痛みから解放された愛妻さんは

病気(がん)が発覚する前と同じ愛妻さんに見えた。

 

いや、それ以上に明るく

優しさにあふれる愛妻さんになっていた。

(様に見える日々が続いた。)

 

顔つきも言動も

丸で末期がん患者であることを

忘れているようにも見えた。

 

私自身も

そのことには

極力触れないようにしていた。

 

規則的に診療に来てくれる

訪問診療の医師。

 

規則的に看護に来てくれる

訪問看護師。

 

処方された薬の管理もしてくれる

訪問薬剤師さん。

 

こんなにたくさんの方々に

暖かく支えられ、

守られているんだと言う事を

つくづく実感。

 

繰り返すが

末期がん患者であることを

忘れさせてくれる

一見、

幸せな日々が流れていました。

 

痛み止めのクスリが

刻一刻と

強くなって

命を縮めてしまっていることを

私達は気付かないフリも

していたのです。

 

 

(当時(2022年12月頃~2023年4月頃)、

書くに書けなくて、

ブログ更新の間が開きました。

 

それでも、

何本かはアメンバー記事として残していました。

 

いま、

それらのアメンバー記事は「規制を解放」しましたので

ご興味があれば2022年12月まで遡ってお読みいただければ幸いです。)