自宅診療に切り替えられれば

痛み止めの適切な薬が処方され

楽になる、

筈だった。

 

が、

とんでもない事態が待っていた。

 

 

担当医師からの書類(情報提供票)発行に

通常1週間程度だというのに

1ヶ月半(6週間)もかかってしまったのだ。

 

と言うより、

あの余計なことを言った医師の

嫌がらせとも思える、

書類発行の遅れ。

 

その間

愛妻さんには

病院処方の「痛み止め」の在庫が切れ、

とんでもない痛みに

苦しんだ。

 

医師なら

この時間に

愛妻さんに何が起きているのか

は、簡単に想像できるはずだ。

 

それにつけても、この医師は…。

とんでもないやつだ。

 

なるほど

愛妻さんが

7月9日に退院を決意したのも

頷ける。

 

これをもって

愛妻さんへの

自宅診療が

やっと始まった。

 

2022年11月半ば

がん発覚から

13ヶ月目。