農産物ひとつひとつについて詳細に調べるのはほぼ不可能ですが、
厚生労働省が食品中の残留農薬の一日摂取量について、定期的に調査を行っており、参考にすることができます。
調査の対象になるのは農産物のほか、加工食品、魚介類、肉類、飲料水といった食品全般。

それらについてモデルとなる献立を設定し、全国16カ所の衛生研究機関が献立で使用される食品をそれぞれ一般流通経路で入手、同一手順にて献立を調理します。
完成された献立に対して農薬の定量分析を実施し、全国の検出結果をもとに残留農薬の平均一日摂取量を推計しています。

 

この調査の結果、対象となる農薬39種類のうち29種類について残留農薬が検出されました。

推計結果では、検出された農残留農薬の平均一日摂取量とADI値(Acceptable Daily Intake=全ての人が一生涯にわたって食べ続けても健康に影響がないとされる量)に対する比率を掲載しています。
この調査の結果、検出された残留農薬のADI比率は基準となるADI値の0.009%〜2.8%の範囲にあり、
厚生労働省では国民の健康に影響が出る恐れはないと結論づけています。

が、99パーセントちかくもの農産物が農薬を使われている今、ほとんどの方が複合的に慣行農法でつくられた産物を口にしていると思います。

一種類の農薬を毎日一生食べて病気にならない、、ということであっても、
1種類の食べ物ばかり毎日食べている人はどこにもいませんよね?
多くの方が10種類、いや多ければ30種類以上の食材を毎日食べていることでしょう。