

一年中で一番昼が長い日。
暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とし、日のほうは夏至日(げしび)と呼ぶ。


夏至の日には日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになる。
夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜(真夜中になっても薄明になっているか、または太陽が沈まない現象)となり、
南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜(、日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態が続く現象)となる。
また、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがある。
すなわち、南半球が慣習的な意味での夏至を迎える日は北半球での冬至の日に当たる。


夏至は梅雨の真っ只中で食生活に注意するとき。
梅雨から夏にかけて冷蔵庫が活躍する時期でもあり、(社)日本電気工業会が1985年(昭和60年)から夏至の日を冷蔵庫の日としている。