初めに
紹介するバイトは、実際に行った、行った人を知っている等ではございません。
どこかで見た、聞いたものです。
”へぇーそんなのがあるんだぁ”程度で流して下さい。
では…
===============================================================================
死体洗いホルマリン漬けのバイト
時給:
2時間3~5万円
どこで募集しているか:
教授から、直接「所属大学生」にのみ募集
良いところ:
時給が良い。
悪いところ:
臭い。トラウマになる。
体験談:
「死体洗い・ホルマリン漬け」は、裏バイトとして見られがちですが、実際には医療行為のひとつです。
暴○団やアジア系ギャ○グ団の場合:
犯罪の証拠となる死体を隠しはしても、保管する必然性がありません。
葬儀屋の場合:
遺体はご家族の元に置き、葬儀の当日に運搬し、葬儀後は焼却します。
警察による司法解剖の場合:
処置後に元に戻して早期に遺族へ返還。
よって現実には死体をプール漬けするほど長期間保管するのは、医療養成所の他に存在しないのです。
養成所で検体を使うには、
・身元不明者の遺体(引き取り手のない、行き倒れ)
・死刑執行後の死体(最近では、死刑執行例なし)
・生前に本人が希望して誓約書を残した方の遺体
などのケースから、法務大臣の認可を経て…各大学に提供されます。
解剖実習では、「皮膚・血管・内臓・骨格」と、骨になるまで少しずつ解剖して行きます。
ひとつの検体に3ヶ月をかけて行うため、それまでに検体が乾燥してボロボロになる恐れがあります。
これを防ぐために毎回、実習後にホルマリンシャワーをかけますが、それだけでは不十分なため1ヶ月ごとにプールか専用水槽へ、検体を納めます。
このときに大変な異臭に耐えつつ作業するので、誰もが敬遠してバイトを募集します。
この時に大学が用意するのは
・目を守るゴーグル
・頭髪を守る頭巾
・手を守るゴム手袋
・洗いやすい様に、はだしにサンダル
…という方法なんですけど、分子レベルで漂うホルマリンは、到底防ぐことは出来ません。
全ての検体をプールに戻し、合唱して去るまで2時間とすると…
髪も身体も、洗っても1週は臭いを放ちますし、自分の下着やズボンは洗っても駄目です。
捨てることになりますね。
50m離れていても、ホルマリンの臭いに周囲が顔をしかめると思います。
目も、白い部分が黄色になって、異様な人相になってしまいます。
やり手が少ないバイトなので、教授がセコイ人でなければ2時間3~5万円ほどになりますけど、衣服を買いなおすのにお金が必要ですし、1週間は誰とも会いにくくなりますので、割が良いバイトとは言えませんね。