今回の記事は自身への戒めとして残しておきたいと思います。
最近、台湾のドリンクスタンド『烏弄』では
『你訂』というシステムを使って事前に飲み物をオーダーしてから店舗で受け取ると
10%オフの価格になるというキャンペーンをやっているとのことで
私も実際に使ってみました。
タピオカミルクティーをオーダーする際に
備考欄に
「珍珠的量麻煩幫我用少一點,謝謝!
(タピオカの量を少なめにしていただけると助かります。よろしくお願いします。)」
と書いて送信。
実際に10分後に店舗に着いた時には注文した飲み物が全部できあがっていて
スピードの速さとサービスの良さに感謝
その時にお店のオーナーさんから言われたことが
「タピオカの量を「少一點」って書いてあったから、いつもの量よりも気持ち少ないくらいにしておいたよ~
でも《少一點》っていわれるとね、それが“気持ち少ないくらいでいい”のか
それとも“お玉一杯分くらい減らしちゃってもいい“のかが分かりにくいんだ。
実際に前にもそういったオーダーを受けたことがあるんだけど、
その時はタピオカを半分くらいの量に減らしてお客さんに渡したのね。
そうしたらお客さんに「これじゃ少なすぎる」って言われちゃって」
・・・私今まで色んなお店でこういう頼み方で注文をしてきたけど
それってかなり店員さんを悩ませるような言い方だったのではと猛省。。。
恥ずかしさと申し訳なさとで固まる私を前に、
オーナーさんからさらに言われたことは
「こういう時は
《比通常的量少一半(通常の量の半分くらいで)》
とか
《比通常的量少一點點就好》(通常の量よりも気持ち少なめで)
って言ってもらえると、こちらとしてもイメージがつきやすいし
誤解が生まれない分、お互いに気持ちいいと思うんだよね」
確かに。
これはもう中国語力うんぬんの問題ではなくて
相手の立場に立って、いかに分かりやすく伝えるか・・・という想像力の部分が
自分には足りていなかったってことなんですよね。
オーナーさんに謝るとともに
ちょうど他のお客さんがいなかったので
「そのフレーズもう3回言ってください!その3回で絶対に覚えて次回使います!」
と無理なお願いをして
店先でみっちりと教えていただきました。
そして家に帰って
スムーズに言えるようになるまで
お風呂場で1人ひたすら練習。
ある程度大人になったり
中国語で意思疎通ができるようになったりすると
通じてしまえばそれでOK~みたいな部分もあって
悲しいかな、もうその先の細かい部分の間違いって
あまり人様から指摘されることもなくなってしまうこともあり
自分でもその間違いや過ちに気づかないまま
トラブルのもとを自身で作ってしまっていたりするのですよね。。。
今回こうしてアドバイスをいただけたことで新しい気づきがあって
オーナーさんの一言に感謝するとともに
まだまだ自分は変わっていかなくちゃいけないし、
変われるような伸びしろがあるんだなと実感しました。
この教訓って仕事にも活かせるかも。
伝え方を変えよう
自分を変えよう。