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生後6か月でチビ子初めての日本。
両親にチビ子を見せたかった(私が出産した時は理由あって台湾に来られなかった)のもありますが、
一番の目的はBCGの予防接種。
日本で予防接種を受けた場合、それを台湾でも有効(接種済みとして登録)にするにはどうしたら良いのかについて
戸籍の置いてある衛生所にメールで問い合わせてみました。
【問1】日本で接種したことを証明する書類として、母子手帳の記録とは別に「予防接種済証」というのを発行してもらえるが、
それは病院によってフォーマットが異なる。しかも英語版はないとのこと。
台湾で登録する際にはどうしたら良いか?
【答】台湾側にも特に指定のフォーマットはないので、「接種日、ワクチンの種類、病院名」が分かる書類であればOK。
日本語のものでも、衛生所での登録時に自分で作成した翻訳文を持ってきてもらえば構わない。
【問2】日本と同様に、接種したら台湾の母子手帳に日本の病院で記載してもらう必要はあるか?
【答】衛生所で登録する際に記載するので不要。
【問3】衛生所で登録する際に必要な書類は?
【答】日本の予防接種済証+翻訳文(あればベター)+親であることを証明できる書類(例:身分証、台湾の戸籍謄本など)
+台湾の母子手帳
以下、具体的な申請フローです。
①まずは台湾にいるうちに日本の病院に連絡し、
「予防接種済証」を発行してもらえるかを確認する
※厚生労働省のHP(問11)には、必ず発行する旨が書かれているのですが
この書類を申請する人は少ないらしく、病院によっては母子手帳に記載していることを理由に断られたり、
発行手数料を確認するなどと言われたりしたところもありました・・・
地元の病院に事情を説明したところ、ありがたいことに新規にフォーマットを作っていただけることに
そしてBCGを受けた際に、小児肺炎球菌の3回目を公費で受けられる(住民票を入れているので)ことが分かり
急遽日をずらしてそれも受けることに。
※小児肺炎球菌は2019年現在、全4回接種が推奨されているようです。
台湾では小児肺炎球菌の3回目(生後6か月/日本では生後4か月)は自費。日本では4回目(生後12か月)の接種が自費扱いに。
②予防接種を受けたら病院で「予防接種済証」を発行してもらう
予約の関係上、それぞれ違う病院で受けたので
いただいた予防接種済証も全く違うフォーマットです。
③日本語の「予防接種済証」を自分で中国語に翻訳
日中翻訳ができるレベルではないので最後のチェックは主人にお願い
たぶん内容が伝われば大丈夫だとは思いますが・・・職業柄なるべくフォーマットを近づけてみました。
セブンで印刷したら崩れちゃったけど
④できれば市区町村の役所や保健所でも「予防接種済証」を発行してもらうとベター
(住民票を入れている場合)
役所のHPから申請用紙をダウンロードできる市区町村もありますが、
私の地元は保健所で申請するように言われました。
ただ、保健所には予防接種を受けた翌月にデータがいくとのことで
8月~9月に受けた分の接種済証はまだ届いていません。
ひとまず病院で発行してもらったものがあるので、台湾にはそれで申請することに。
⑤台湾に戻り次第、最寄りの衛生所で登録申請
【必要書類】
✔日本の予防接種済証
✔予防接種済証の中国語翻訳文
✔その子供の親であることを証明できる書類
(身分証、戸籍謄本など)
✔台湾の母子手帳
(登録後、該当欄に接種済みの旨を記入してもらえます)
衛生所はネットワークでつながっているので、登録に関しては「戸籍が置いてある地区の衛生所」ではなく
どこの衛生所でも受け付けてもらえます
・・・もしかしたら台湾の予防接種済証を受け取るのもそうだったのかも?
また、ウチは台湾名と日本名が全く異なるので
訳文には念のため日本名のローマ字を記載、
当日パスポートを持って行って同一人物であることを証明しようと思ったのですが
日本名だけの予防接種済証で受け付けてもらえました良いの!?万が一別人の書類だったらどうするの!?笑
登録はものの5~10分で済み、
台湾の母子手帳にも日本で接種を受けた旨が記載されました。
衛生所の方に聞いたお話しですが、
海外で予防接種を受けた場合はなるべく早く衛生所で登録申請をした方が良いのだとか。
というのも、衛生所では子供たちがきちんとスケジュールに沿って予防接種を受けているか
毎月まとめて前月分をチェックをしているそうなのです
もし接種が義務付けられている(BCGもですが)のにも関わらず接種が大幅に遅れていたり
接種していなかったりする場合、
すぐに衛生所から連絡が来るのだとか。
衛生所で主人の身分証をスキャンしただけで
配偶者と子供の名前、出生年月日などの情報が即座に分かるようです。。。
これにてひとまずは一連の手続きが無事に終了
大きなトラブルもなく良かったです。