演奏旅行 | Official Blog and Information “MY DUSTY ROAD”

演奏旅行

今夜、あるミュージシャンがツアーで名古屋に演奏をしにやって来る。






俺は時々そのスタッフとして手伝わせてもらっている。



今日もまたいつもと同じように名古屋駅に迎えに行き、真夜中に打ち上げが終わるまで同行する。





そのミュージシャン、彼のマネージャーにバンドメンバーを乗せた新幹線はそろそろ東京を出た頃だ。



同じ時間に俺は自分の部屋でこれを書いている。



同じ時間に今夜のコンサートのチケットを持って夜を待ちわびているファンの人達もたくさんいる。



そして名古屋にはコンサートには来れないけど打ち上げ会場として自分の店を提供してくれるファンもいる。


一行がコンサートを終えて到着するのを料理を準備しながら待ってくれてる。






それぞれの心を想うと言葉に出来ない、ある種の感動を覚える。








このミュージシャンとは何度か俺もプレイヤーとして一緒にツアーをした事もあるがスタッフとして参加する時により強く思うのがファンの人達の想い。




自分もプレイヤーの時は自分のファンもいてくれるし、ギターを抱えてステージに上がれば客席にいる全員に見られる立場だし自分のライブでもあるので自分の心情も変わる。



スタッフとして参加する時は“ライブを作る”事に徹するからある意味じゃ客観的にライブを感じられる。






ライブ中に客席を見る。


ファンの人達の顔が皆いい顔してる。

一緒になって一生懸命に歌っているファンには涙が出そうになる。









俺も日本のいろんな街で演奏をする。

ごく稀にはアメリカでも。



俺の場合はそれぞれの街で待っててくれる人はほんの数人ではある。




でも、たった一人だったとしても自分の事を待っててくれる人が遠い街にいる。


そんな幸せな事は無い。






自分のライブはもちろんの事、スタッフとして参加する時も同じ。


“送り手”という立場に立たせてもらった時に最高の幸せと感動を与えてもらえる。







俺達ミュージシャンって、なんて幸せな人生なんだろう・・・。






今夜もいい夜になりそうだ。