旅する理由
昨日のMUJICAでのライブ。
足を運んでくれた人達には本当に心から感謝する。
正直なところリハーサル頃まで俺の中はかなりネガティブな気持ちで一杯だった。
でも始まってみればすごくポジティブな気持ちに変わりステージを降りてからも、帰り道も帰ってからも
充実感で一杯になった。
嬉しかった。
ここのところプライベートで(まあ、俺の場合はプライベートも音楽活動も一緒なんだが・・・)でいくつかの
アクシデントがあってこのブログにも無意識ではあるが悲壮感や焦燥感、怒りなどが表れていたようだ。
何人かはそれを読みとってくれて心配してくれた。
それにも心から感謝する。
こんな奴は信用できないとか、そんな信用できない奴とは付き合えないとか書いてきた。
俺は昨日、それでいいんだと確信した。
こんな俺にでもまだ付き合ってくれる奴はいるって判ったから。
俺の歌を聴きに来てくれる人も同じだ。
本当に聴きたいと思って来てくれる人がいてくれればそれでいい。
たとえそれがたった一人でも、自ら欲してくれる人がいてくれればそれだけで満たされる。
もちろん、それが大勢いてくれるに越したことはない。
たくさんの人の前で歌いたいと思うしその為にいい歌を作り練習する。
プロモーションだって時間やお金をかけてああちこちで展開する。
でも、その目的はただ頭数を揃える事ではない。
「聴きたい」と思ってくれる人を増やすためにする事だ。
ライブに足を運んでくれる人数には拘らない。
あくまでも聴いてくれる人の心に拘りたい。
こんなシンプルで当たり前の事を俺は見失っていたことが恥ずかしい。
あちこちでライブをやらせてもらっていると俺のような無名で集客力の無い歌うたいはお断りという店が
いくつもある。
中にはツアー・ミュージシャンからはノルマが取れないから地元のミュージシャンにしかやらせていない
と言った店もあった。
確かにライブハウスやライブバーなんかはまずは経営第一だからそれも仕方がない。
理解はする。
しかし多くは俺の事なんか知らないのに俺のライブをセッティングしてくれて温かく迎えてくれる。
ここにも心がある。
俺とお客さんってのと同じでお店と俺。
お客さんが俺の歌を聴きたいと思ってくれるのと同じように俺がそのお店で歌いたいと思う気持ち。
それをお店のマスターやマネージャーが解ってくれる。
そういうお店は出演している地元ミュージシャンも心を持っている連中が多い。
そしてそのお客さん達も然り。
俺がギターを連れて旅をしているのはそういう人達と出会いたいから。
音楽をやってなかったら。
フォークをやってなかったら。
旅をしていなかったら。
そして、俺が福井大輔でなかったら。
出会うことの無かった人達との出会いが本当に嬉しい。
出会いに心から感謝する。
だから俺は旅を続ける。
それぞれの街に住む人達の心と俺の心が出会うために。
心と心のふれ合いほど嬉しくて楽しい事は無いから。
「ROAD21-MY DUSTY ROAD/Hobo's Lullaby」
5/23(水) 名古屋栄 「Live House MUJICA」
1. It's been a long time
2. Angel in the city
3. No end, My love
4, A once in a life time chance
5. Memory of Coney Island (insert Hobo's Lullaby)
6. MY DUSTY ROAD