怒れ! | Official Blog and Information “MY DUSTY ROAD”

怒れ!

知っての通り、俺の最大のアイドル「ブルース・スプリングスティーン」。



彼のニュー・アルバム「レッキング・ボール」が発売になった。



このアルバム、彼のキャリアにおけるどの作品よりも「怒り」に満ちたアルバムだという。



彼はずっと彼の母国「USA」に対して様々なメッセージをその作品に託してきた。


やもすれば極右とも極左とも誤解されかねない作品も、右も左も無い「愛国心」故の一国民としての叫びだった。


そしてついに「怒り」が爆発したわけだ。




このアルバムでブルースが怒っている事はアメリカでの問題ではあるが、それはそっくりそのまま日本にも


当てはまる事だ。


災害復興の遅れ、労働者雇用の問題や格差社会の歪み・・・。






我々日本人は子供の頃から「怒り」の感情を抑圧されてきた。


喜怒哀楽、4つの感情のうち「怒」だけはいけない感情だという風潮がある。


「怒り」は我慢しろ。


我慢が美徳。


そう言われてきた。




確かに「怒り」イコール「暴力」みたいなイメージがある。


しかしそれは感情の使い方を間違えているだけで「暴力」に直結させるのがおかしいだけだ。


感情を抑圧してきたが故の弊害、つまり使い方が解らないのだ。



「怒り」のパワーというのは最高に強いものだ。


だからパワーのある「怒」の感情は無知の体を暴れさせてしまう。


そこから「暴力的」というイメージ付けがされ、負の連鎖が起きていってしまっているのだと思う。







日本人ももっと怒るべきではないか・・・?



いくら怒ったからといって、暴れるとか殴るとか破壊するとかとは違う。


正しく感情を使えばいい。


持っているパワーを適正に使えば流血の無い武器になる。




「暴力」「破壊」「戦争」・・・。


これは「怒り」ではない。


ただの「愚行」でしかない。







我々シンガー・ソングライターは作品にメッセージを託す。


ブルースがしているのと同じように。



しかし日本の音楽シーンでは「怒り」のメッセージはNGだ。


ほぼ間違い無く発売禁止か放送禁止の憂き目を見る。


だいたい今の日本のシーンにそんなメッセージ性のある作品は求められていないからたとえ出ても売れない。




でもそれは大手レコード会社や放送局だけでの話し。


俺のようなフリーランスのシンガー・ソングライターには「喜怒哀楽」全てを発信できる。




一国民として、一市民として。


そして一地球人として。


言いたい事はたくさんある。



それを俺は歌に託す。





俺は怒る。



皆ももっと怒ろうぜ。


怒らなきゃ何も変わらないよ。