普通 異常 そして人間 | Official Blog and Information “MY DUSTY ROAD”

普通 異常 そして人間

ニューヨークから帰ってきて髪を短く刈った。

後ろ髪だけは長いまま。

そして金髪にした。



この歳になって普通はやらないだろう。

こんなパンクなヘアースタイル。



じゃあ訊くが…、「普通」って何?


「普通」の46歳ってどんなの?


郊外の分譲住宅を30年ローンで買う。

毎朝7時半に家を出て満員電車に押し込まれる。

年功序列で課長になってオフィスではセクハラ三昧。

慰安旅行で仲良くなった短大卒入社3年目のOLと不倫。

中間管理職の弱さ、毎日残業。

最終電車の隣に座った女のミニスカートの裾が気になって仕方ない。

家に帰れば寝静まった家族を起こさないように暗いキッチンで冷えた飯をかっ食らう。

不倫相手にハートの絵文字入りおやすみメール。


そして明日もまた同じ繰り返し。

明後日も同じ繰り返し。



マシンだな。




「普通」ってのはマシンになること。



人間が人間として生きるのは「異常」なこと。



それが現代の日本という国。



人間個々の生き方が「普通」という言葉で否定される。



俺は人間だ。

あいつも人間だ。

あの子も人間だ。

彼も彼女もみんな人間だ。



人間として人間らしく生きたくはないかい?


人間らしく死んでいきたいとは思わないかい?



だって、みんな人間なんだから。



人間は人間なんだから。