9.11 MEMORIAL | Official Blog and Information “MY DUSTY ROAD”

9.11 MEMORIAL

ニューヨーク。


あの事件から昨年9月、10年が経った。




ワールド・トレード・センターの跡地は公開制限付の公園に整備されている。


その横では新たなワールド・トレード・センターの建設が急ピッチで進んでいる。



周りにはいくつかの「Never forget 9.11 MEMORIAL」と銘打ったビジター・センターがあり事件の映像を流したり


ビルの残骸、被害者の遺品などが展示されている。


そしてアメリカらしく「9.11 MEMORIAL」と入ったTシャツやキャップ、ピンなどが売られている。




俺はあの日、あの事件をこの目で目撃した。



焼け爛れた口から黒い煙を吐く向こうから一機の飛行機が飛来し真っ青な空に真っ赤な火柱を上げた。


そしてその場でいくつもの命が消え去る瞬間を見ていた。


そして次の日、失われた命の行方を捜し求める多くの人たちの震える後姿を見た。




誰もがブラウン管の中に見たあの日のシーン。


しかし俺は12日や13日、その後のニューヨークを見た。


テレビでも新聞でも報道されなかったニューヨークのシーン。


何度か怖い思いもした。


もう死ぬかもと思った事もあった。




あの日あの時、ニューヨークにいたという事は俺に与えられた「何か」なのかもしれない。



そう思って次の年の9月、ニューヨークを訪れた。




毎日いろいろな事件が世界中で起きている。



日本に限っても毎日のように事件や事故、そして災害で多くの人の命が失われていく。


そしてその一つ一つは一つの事が起こる度に人々の記憶からこぼれ落ちていく。




俺はあの事件を忘れるわけにはいかない。



アメリカがとか日本がとか、そんな事は関係ない。


失われた命には国籍もなければその重さに何の隔ても無い。




「Never forget 9.11 MEMORIAL」



俺にとっても…。