一人暮らし
唐突ではあるが今夜からニューヨーク一人暮らしだ。
と言うのも年間通じて最高(最低?)のシーズン・オフということで俺以外に宿泊客がいないのだ。
まあ、何日かしたら何泊かの客が1組とその数日後にも1組来るらしいが…。
俺が泊まってるのはアパートの一室に二段ベッドを並べたドミトリーという宿泊施設。
ユースホステルとかを想像してもらえば判ると思うが日本風に言えばいわゆる簡易旅館だ。
元来がアパートなので建物の玄関と部屋の玄関の鍵をそれぞれ渡されてあたかも自分の家のように出入りする。
隣や上下は普通に生活している一般家庭。
立地的にはスパニッシュ・ハーレムと呼ばれる地域なのでスペイン語の会話が聞こえてくる。
周りにはドラゴンズのブランコやネルソンみたいな人、ドンタコスみたいなメキシカンしかいない。
こういう形式の宿泊施設はスタッフは常駐ではない。
掃除やゴミ出しに来るだけ。
夜は全く客任せ状態なのだ。
その分考えられないような料金で泊まれるので嬉しい。
だから俺みたいな長期滞在も多い。
しかし今回は長期の連中は年末年始を過ごした人がほとんどだったので全員帰ってしまったわけだ。
今日は早速一人暮らしモードで近所のスーパーに食材の買出しに出掛けた。
こっちにも「広告の品」みたいなのがある。
安くなってるターキー・ハム(!)や2パック3ドルのクリームチーズなどを手に入れた。
部屋にはキッチンに立派なコンロや冷蔵庫、レンジにトースターと揃っている。
もちろん鍋もフライパンもやかんも完備。
全て無料で使い放題だ。
食材さえ用意すればまさにこういった施設の売り文句「暮らすように泊まる」の完成だ。
こっちは肉も安いのでいずれ近いうちステーキでもやろうかなと…(笑)。
今日からはこの部屋全部が俺のモノ。
あとは今日から移動したベッドにはベッド・バグが出ないように祈るだけ
このベッド・バグ(洋名-バグウェル、日本名-ダニエル)の話はまた後日…。