黒人の日に想う
今日はこっちは祝日。
マーチン・ルーサー・キング生誕記念日。
実際には1月15日が誕生日なのだがハッピーマンデイということで今日、月曜日が祝日になっている。
アメリカの歴史上重要人物であるのでパレードがあるとか黒人社会に於いては最重要人物なのでハーレムでお祭り
があるとかいくつかの情報を手に入れた。
しかし!!!!!
全て、全て全て全て…ガセネタ!!!!!!!!!!!!
パレードをやってるはずの通りは普通に車が走ってるしハーレムも何事も無いかのように黒人が歩いているだけ。
しかも祝日で休日なので街に活気が無い。
すっかりお休みモードだ…。
仕方がないので今日も今日とてウォーク・アラウンド三昧に。
そして辿り着いたペンステーションのコンコースでかっこいいブルースマンに出会った。
ニューヨーク市では駅の構内でのパフォーマンスは(原則として)審査に通った者しかやれないことになっている。
と言うことは前回俺が地下鉄構内でパフォーマンスしたのは違法行為だったわけだ(笑)。
まあ、承知の上ではあったのだが…。
今日出会ったブルースマンは当然審査に通った公認ミュージシャンなのだがこれが上手いとか下手とかの
問題じゃない。
車椅子に乗った黒人のお爺さん。
古くさそうなダンエレクトロのエレキギターを小さなアンプに突っ込みブルースハープを吹きながら歌う。
こういう人がこういう事をやればそれだけで本物なのでハートに突き刺さる。
当然のように大勢の人が足を止め次々とチップが投げ込まれる。
そもそもブルースってのはほぼ9割方マインドに左右されるであろう音楽なので日本人にはそれなりの体験を
踏んだ者にしか難しい。
と言うか無理だと断言してもいい。
ブルースマンを自称する若者達。
メンフィスに旅行しなさい。
シカゴでもいいから旅行しなさい。
ニューヨークでもいいから旅行しなさい。
そして本物のブルースをハートで聴きなさい。
体全体で感じなさい。
ブルースに限ったことではないが、音楽ってのはそういうものだと俺は思っている。
前回来た時に強く思ったのだが今回、さらにそれを確認した。
体験無くして本物に非ず。