道具にこだわる
道具。
商売道具。
俺達のようなミュージシャンにとってはギターがそれにあたる。
野球の選手だったらバットやグローブだろう。
俺の昔の商売道具は釘を打つハンマーだったり材料を切るノコだったりした。
その頃、いろんな人によく言われたことは「安物の道具しか使っていないと安い仕事しかできない」ってこと。
大工道具はその値段にもいろいろある。
俺達は消耗品だからと言ってホームセンターの安売り品を使っていた。
確かに親方とか棟梁と呼ばれる人達はスケール一つとっても「道具屋」で買っていた。
「道具にこだわる」。
イコール「仕事にこだわる」って事だということを学んだ。
また、「安物の道具しか使っていないような奴には安っぽい仕事しか来ない」ということも言われた。
「いい道具を持てばいい仕事が廻ってくるものだ」と。
「いい道具がいい仕事を呼び込む」。
確かにその通りだろう。
全く同じ事をミュージシャンの人達も言う。
昔から何度も聞いてきた。
いいミュージシャンは皆いい楽器を使っている。
道具にこだわっているわけだ。
本物は道具も本物だ。
今の時代、アマチュアの子達もギブソンやマーチンを当たり前のように使っている。
確かにそのほとんどが道具負けをしてはいるがそれなりの意識を持った子達ってのは皆いい楽器を使っている。
アマチュアであっても決意の現れなんだろう。
俺もいい仕事がしたいと痛切に思う今日この頃。
いい仕事をしなきゃいけない。
俺も道具にこだわりたい。