新型になったR25ですが、あまりニュースにはなりませんでしたね。

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カラーリングの変更以外に派手なパワーアップや新機構の装着など無かったので目新しさに欠けていたのは確かですが、ユーロ3対策でエンジンは実用域の効率アップが更に進んだようですね。


クランクシャフト、コンロッド、シリンダーといった基本骨格を決めるパーツは変更がない為、気になっていた圧縮アップは実質的には無いのですが、ピストンは約2gの軽量化やフラットヘッド化、そして冷却性能の向上で燃焼効率は確実に上がっているはずです。


綺麗に燃焼しなくちゃ排ガス規制はクリアできませんからね!

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この他にもエンジンの性格を決めるカムシャフトも変更されていました。

これは部品が欠品で写真が有りませんが、フラットヘッドになりバルブの逃げを最小限にしたピストンに合わせたのか、最大リフト量を減らしていました。更にオーバーラップタイミングも減少しているので低中速域のドライバビリティは向上しているんんじゃないかと思います。


バルブステムシールも気密性の高いスプリングバンド付きが設定されていて、オイルリークによる排ガスの影響を考慮しているのかな。

ステムシールは従来のタイプもオプション設定されているのでレース仕様は旧タイプの方がフリクションが少ないのでお薦めですよ!