金曜日の午前中の走行まではイマイチ上手く乗れずに悩んでいた拓哉。其処に救世主が登場。今季からチームにアドバイザーとして加わった及川誠人選手。

ご存知の方も多いと思いますが、拓哉がGP250で全日本選手権に初参戦した時からトップライダーとしてチャンピオン争いを展開していた実力者で、経験も豊富な彼に拓哉のアドバイザーをお願いしていたのです。

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午前中の走行後に様々なアドバイスをもらった藤田は走ることに集中できるようになって来ていました。

午後の走行はタイヤやセットを変えずにロングランを実行。そこで上場の感触を掴んだ藤田は徐々に感触を取り戻し始め、表情やコメントにも自信が戻って来ました。

迎えた公式予選。トップ10に残るためには今野選手や中富選手、そして酒井選手などがタイムが近くこのうち2人を打ち破ることが必須です。

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拓哉は昨日に引き続きロングラン中心にタイムアタックをして、終盤に2セット目のタイヤ投入を最初から決めてコースイン。Q1(クオリファイ1)の3周目に51秒491を記録し9番手に上がりますが、ライバル達もタイムを更新して12番手に後退。更に周回を重ね13周目に51秒281までタイムをちじめてピットイン。2セット目のタイヤに交換して最後のアタックに向けコースイン。

この時点で拓哉のポジションは12番手。各セクターのベストを更新しながら戻って来た残り時間5分のところで50秒784を記録。ポジションを9番手に上げピットイン。この後酒井選手には再び逆転されましたが10番手でQ2進出を果たしました。

この後のQ2ではフレッシュタイヤは使い切ってしまったので決勝に向けての走り込みとなりましたが、周回ごとにタイムを更新する走りで最後は51秒0でフィニッシュ。

予選終了し、最終結果は10番手でしたが、アベレージタイムが安定しているので明日の決勝は最後まで諦めずに粘りの走行でシングルフィニッシュ目指します。





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