遅ればせながら今日はJSB1000・藤田拓哉の茂木の結果報告
ライディング改良中の藤田は茂木をとても大事なサーキットと考えている。ロードレースデビューした2008年にGP125で初優勝。国際A級に昇格しGP250にステップアップした2009年はトップ走行中に転倒。そして昨年はJSB1000のビッグマシンに四苦八苦しながら光明を見出したサーキットである。「いつも茂木がターニングポイントになってきた」と語る藤田は開幕戦(鈴鹿)の悔しさをバネにこのインターバルをトレーニングに勤しんで来た。震災の影響により地元コースながら走り込みが出来なかったが条件は全員一緒。大会1週間前の事前テストでは走りこみに重点を置き、新しくなったコースの情報を収集し、それに合わせたマシンセット、タイヤチョイスと本番を想定しながら最後まで走りこんでいた。
レースウイークに入り金曜日の公式練習。前回の鈴鹿に比べ上位陣のライダーの参戦が少ない。「トップ10は最低限の目標」とコースに出てゆく藤田。気温は30度を越え、路面温度も50度以上となる真夏のコンディションの中、着実にタイムを詰めてゆく。今回菅生テストで行なったサスセットの変更をさらに進める形で藤田のライディングの変化にマシンセットを合わせて行く作業が続く。午前のセッションを終え9位、午後のセッションでも9位と目標をクリア。少しづつタイムを刻み走りの問題点を解決してゆく。走行データを解析する心強い仲間(ケンヤン・田中氏)も加わり藤田を指導してくれる。それを確実に実践しタイムを詰めてくる藤田。16歳とは思えない仕事振りである。
土曜日の公式予選は今回もノックアウト方式の予選。Q3通過は当たり前でなければいけない。チームはQ1、Q2でハードタイヤでマシンセットをさらに詰め、最後のQ3でソフトタイヤでタイムアタックをする作戦を立てた。
Q1―11位、Q2―12位。ハードタイヤのアタックでギリギリでQ3進出を果たした。そしてソフトタイヤに履き替えて臨んだQ3.ベストを更新して11番手。順位こそ上げることが出来なかったが確かな手ごたえを掴み予選を終えた。
朝のフリー走行ではソフトタイヤの持ちを確認してみるがかなり厳しい状態だ。それでも決勝第1ヒートは走りの次元を高めるためにあえてソフトタイヤを選択して決勝に臨んだ。そして決勝スタート。オープニングラップに8番手にポジションを上げた藤田は前方の今野を追う。2周目に自己ベストの54秒57を記録。3周目に途中ミスをしながらもさらに自己ベストを更新する54秒51を記録。前にいる今野に少しずつ追いつきだした4周目。セクター1、セクター2とコースの半分を通過した時点で自己ベストを0.5秒以上速いペースで今野を追いかける藤田。このまま行けば目標の53秒台が確実と思われたその瞬間、モニター画面の中でV字コーナーでコースアウトするマシンの姿が・・・。その直後、藤田のマシンの転倒を告げるアナウンスが流れた。
マシンを起こしピットに戻ってきた藤田だがチームは第1ヒートのリタイヤを決め、第2ヒートに向けマシンの復旧が始まった。
マシンは無事復旧し第2ヒートに臨む準備は整った。藤田とメカニックはタイヤ選択で再びソフトで行くか、それともハードタイヤで18周のトータルタイムをあげる作戦を選択するかをミーティング。結果ハードタイヤのタイムアタックデータと、レースでの持続性確認のためハードタイヤを選択。決勝に臨んだ。
再び好スタートを切った藤田はオープニングラップを8番手で通過。しかしここからペースが上がらない。
徳留、須貝といったベテランに次々と交わされ、それについてゆくことが出来ない。タイムも55秒台が精一杯で単独の走行が続く。それでもトップ10ポジションで力走する藤田だったが残り4周となった所で56秒台にタイムが急速に落ちてきた。タイヤが限界のようでコーナー新入から立ち上りまで大きくスライドするリヤタイヤをコントロールしながらの走行だ。このタイムの落ち込みで後方から追い上げてきた清水が一気に藤田に接近。
残り2週となった所で清水に抜かれてしまい惜しくも11番手でチェッカーを潜った。
藤田コメント
「最後はタイヤが持たなくて追いつかれちゃいました。でもいい感じがつかめてきたので次は頑張ります」
ST600の結果は明日アップします。
写真は今回藤田をサポートしてくれたケンヤンの田中君とチームJPの木村君「ありがとう」

ライディング改良中の藤田は茂木をとても大事なサーキットと考えている。ロードレースデビューした2008年にGP125で初優勝。国際A級に昇格しGP250にステップアップした2009年はトップ走行中に転倒。そして昨年はJSB1000のビッグマシンに四苦八苦しながら光明を見出したサーキットである。「いつも茂木がターニングポイントになってきた」と語る藤田は開幕戦(鈴鹿)の悔しさをバネにこのインターバルをトレーニングに勤しんで来た。震災の影響により地元コースながら走り込みが出来なかったが条件は全員一緒。大会1週間前の事前テストでは走りこみに重点を置き、新しくなったコースの情報を収集し、それに合わせたマシンセット、タイヤチョイスと本番を想定しながら最後まで走りこんでいた。
レースウイークに入り金曜日の公式練習。前回の鈴鹿に比べ上位陣のライダーの参戦が少ない。「トップ10は最低限の目標」とコースに出てゆく藤田。気温は30度を越え、路面温度も50度以上となる真夏のコンディションの中、着実にタイムを詰めてゆく。今回菅生テストで行なったサスセットの変更をさらに進める形で藤田のライディングの変化にマシンセットを合わせて行く作業が続く。午前のセッションを終え9位、午後のセッションでも9位と目標をクリア。少しづつタイムを刻み走りの問題点を解決してゆく。走行データを解析する心強い仲間(ケンヤン・田中氏)も加わり藤田を指導してくれる。それを確実に実践しタイムを詰めてくる藤田。16歳とは思えない仕事振りである。
土曜日の公式予選は今回もノックアウト方式の予選。Q3通過は当たり前でなければいけない。チームはQ1、Q2でハードタイヤでマシンセットをさらに詰め、最後のQ3でソフトタイヤでタイムアタックをする作戦を立てた。
Q1―11位、Q2―12位。ハードタイヤのアタックでギリギリでQ3進出を果たした。そしてソフトタイヤに履き替えて臨んだQ3.ベストを更新して11番手。順位こそ上げることが出来なかったが確かな手ごたえを掴み予選を終えた。
朝のフリー走行ではソフトタイヤの持ちを確認してみるがかなり厳しい状態だ。それでも決勝第1ヒートは走りの次元を高めるためにあえてソフトタイヤを選択して決勝に臨んだ。そして決勝スタート。オープニングラップに8番手にポジションを上げた藤田は前方の今野を追う。2周目に自己ベストの54秒57を記録。3周目に途中ミスをしながらもさらに自己ベストを更新する54秒51を記録。前にいる今野に少しずつ追いつきだした4周目。セクター1、セクター2とコースの半分を通過した時点で自己ベストを0.5秒以上速いペースで今野を追いかける藤田。このまま行けば目標の53秒台が確実と思われたその瞬間、モニター画面の中でV字コーナーでコースアウトするマシンの姿が・・・。その直後、藤田のマシンの転倒を告げるアナウンスが流れた。
マシンを起こしピットに戻ってきた藤田だがチームは第1ヒートのリタイヤを決め、第2ヒートに向けマシンの復旧が始まった。
マシンは無事復旧し第2ヒートに臨む準備は整った。藤田とメカニックはタイヤ選択で再びソフトで行くか、それともハードタイヤで18周のトータルタイムをあげる作戦を選択するかをミーティング。結果ハードタイヤのタイムアタックデータと、レースでの持続性確認のためハードタイヤを選択。決勝に臨んだ。
再び好スタートを切った藤田はオープニングラップを8番手で通過。しかしここからペースが上がらない。
徳留、須貝といったベテランに次々と交わされ、それについてゆくことが出来ない。タイムも55秒台が精一杯で単独の走行が続く。それでもトップ10ポジションで力走する藤田だったが残り4周となった所で56秒台にタイムが急速に落ちてきた。タイヤが限界のようでコーナー新入から立ち上りまで大きくスライドするリヤタイヤをコントロールしながらの走行だ。このタイムの落ち込みで後方から追い上げてきた清水が一気に藤田に接近。
残り2週となった所で清水に抜かれてしまい惜しくも11番手でチェッカーを潜った。
藤田コメント
「最後はタイヤが持たなくて追いつかれちゃいました。でもいい感じがつかめてきたので次は頑張ります」
ST600の結果は明日アップします。
写真は今回藤田をサポートしてくれたケンヤンの田中君とチームJPの木村君「ありがとう」
