この「ハイブリッド・ティンバーフレーム」の家は、
十年程前、北米を渡り歩いていたころ、
カナダのウィスラーでよく見かけた
ハイブリッド・P&Bログハウスから
着想を得ました。
このハイブリッド・ログハウスのログを
使用している部分を大断面の角材に
替える事で、今までになかった
「ハイブリッド・ティンバーフレーム」
というものができないだろうか?と思い、
色々検討してきました。
そして、その結果、やっとこの設計を
完成させる事ができました。
これなら、風致条例も全く問題ありません。
私も、勿論、元々、
ティンバーフレームの建物の 大ファンです。
その私が自信をもってお薦めできる、
立派なティンバーフレームの建物です。
しかしながら、
いくら立派なティンバーフレームで
あっても、販売価格が高くなってしまっては
意味がありません。
だからこそ、 新しい
「ハイブリッド・ティンバーフレーム」
が必要なのです。
どういう事かと申し上げますと、
これは、2×6(ツーバイシックス)の
プラットフォーム工法 とティバーフレーム工法
の組み合わせなのです。
あの阪神大震災で一棟も
倒壊しなかったことでも
2×4(ツーバイフォー)のプラットフォーム工法の
耐震性は、立証され良く知られています。
しかも、私たちが過去から培ってきた
2×4住宅の建築技術を最大限に
生かすことができ、コストダウンを
計ることもできました。