私たちの営業エリアは、主に、京都市の北に位置する左京区岩倉地区であり、



地球環境問題で京都議定書が採択された事でも知られている京都国際会議場や

宝ヶ池プリンスホテル等があるエリアです。



特に、この地域の多くが風致地区に指定されており、住宅の外見上の規制が常



に厳しい地域です。


 

このことが、お客様に家づくりをご提案する上で 最大の足かせとなってきました。

過去にも、このエリアで、ログハウスに住みたいと おっしゃるお客様がたくさんおられました。

 


そのため、何度も京都市役所の風致保全課へ出向いて、なんとか建てられないか交渉してきましたが、全く応じていただけません。

 



しかしながら、これほど多くの方が欲しいと望んでいる、人気のログを住宅として



このエリアに実現するためには、 この壁をどうにかして乗り越えなくてはなりません。


 

そこで、今現在、左京区岩倉地区の住宅事情の問題点を掘り下げてみました。

 


大きくは次の二点であると考えます。 



1.風致地区は、ほとんどが容積率60%あるため、住宅(床積27坪)を建てる


ための敷地が最低でも45坪必要になります。 という事は、坪単価60万円の土地を探したとしても、 土地だけで2.700万円。

 

その敷地に普通の木造の住宅(床面積27坪)坪単価 60万円で建てたとして、1,620

万円。

 

よって、単純計算でも、土地・建物だけで 合計4,320万円となります。






これに別途必要となる附帯工事・外構工事・ 消費税等を含めると、5,000万円を遙か

に超えます。


 

これでは、ごく普通の子育て世代の若い御家族が購入するマイホームの価格として、

 

非常に無理があるのが現状です。



 

2.もう一つの問題点が、先程お話しした京都市の風致地区条例です。




 

折角、マイホームを手に入れようとしている若いご家族が、風致地区の規制により、



本当に建てたい、好きな家が建てられない。



以上、二つの問題点をクリアすべく考え出したのが、 今回、夢のログハウスプロジェクトとして推進する

 


【地下室のあるハイブリッド・ティンバーフレームの家】

 

なのです。