*昨日公開したものと、あらすじはまったく同じですか、昨日は見直ししてなかったので少しだけ修正してあります
続きの二人のお話は書かないつもりだったんですが、現代版のパラレルでもいいのでしょうか…?
皆さんがよいと言っていただけるなら、続きを書いていきたいと思います。
りおのお話はほとんどが1話読み切りか、数話読み切りです。初めて、本当の連載的なのをやってみようかと思っています。
それにあたり、こちらのお話については、全公開をしてみようかなと思っています。恋人未満な二人だから、きっとRは出てこない予定かな?(笑)
平行して、恋人後の二人のお話を、ほかの方と一緒に少しだけ書いてあります。
あの日キチョルの氷攻をうけ、俺は地に倒れ、イムジャを失ってしまった
俺がお守りすると…あの方をお守りすると、その約束を守る事が出来ずに…
イムジャは天界へ行く事を切望するキチョルに、俺たちの意に反し天門へと無理やり押し込まれてしまう
体に力が入らず微動だに出来なかった。そんな俺の目の前で、イムジャはそれが解き放つ青い光に包まれていってしまう
凍りついた我が身。手も足も出ぬ俺の前から忽然とその姿を消してしまった。
ただ見ている事しか出来ぬ無念に、胸が張り裂けそうだった
目の前でイムジャを失った
イムジャを救う事が出来ず、見失った失意から、俺は虚しい日々を過ごしていた
だがメヒを失ったあの時のような…以前の俺とは違っていた
イムジャと出会い、心を通わせ、愛し合い、俺は生きる意味を知った
俺は変わった。ただ虚無の中を彷徨うように過ごしていただけではない
イムジャがいつ俺の元へと戻ってきても良いようにと、この天門のある地を元より奪還すべく軍を指揮し戦をしていたのだ
俺はその戦のさなか。そう、ちょうど天門近くで、背後から敵に襲われた
敵と剣を激しく突き合わせながら、ふと天門が目に留まり、あの方の姿を、脳裏に描いてしまった
意識をそこに取られ、俺は反撃に一瞬の遅れを取った
その時、事が起こる
元の兵士の刃が俺の背へと突き刺さろうとした…まさにその瞬間、辺り一面が突然煌々とした青い光に包み込まれた
禍々しい青い光に敵が怯み、その隙に難を逃れる。とっさに身を翻し斬り返した
ほっと一息吐いて、慌て左右を見渡し、状況を確かめる
俺は我が目を疑った
その光は驚く事に他でもない、その天門が自ら放っていた光であった
イムジャを失ったあの時に見た色を…天門が再び湛えていた
俺は驚愕し口を大きく開いた。おそらくその瞬間だっただろうか。その青い光がより色濃く辺りを染めた
それと共に、激しい風が巻き起こる
”光に飲みこまれる”そのように思った事だけは記憶の片隅に残っていた
しかし、光に飲み込まれた、その後の事は何も覚えていなかった
次に意識を取り戻した時には、俺はあの場所で…最初に天界からお連れした際に最初に辿り着いた寺院で…
鬼剣を右手に握りしめたたまま、俺は仰向けで地に倒れていた
その時は自分が一体何処へ辿りついたのか、まだ分かっていなかった
未だに忘れられぬ色がある
風がくすぐる様に頬をかすめ、その時何故かイムジャの香りがした気がする
はっきりと開いた目が、俺が居た高麗と何一つ変わらぬ青い空を映し出した
その後、俺は知る事となった
其処はイムジャが居た世界だった
それから俺は、この天界の地で、イムジャを探し出すため錯綜した
どうやらこのソウルという場所は、この天界の首都にあたるようだ
天(ハヌル)が俺に見方をしてくれたか
ついに、イムジャに会えると胸が踊った
だがそう甘く事は運ばなかった
(ユ・ウンス)
その名は此処では広く知られていなかった。俺は容易にイムジャを見つけ出す事が叶わなかった
ならば、まずはこの地で、イムジャを探し出すため暮らしを立てていかねばならぬ
そう考えた俺は、この天界で生きていけるだけの、最低限の衣・食・住を確保する事を思案した
戦のさなか天門に此の地へと飛ばされたため、甲冑を身にまとっていた
当時の俺の格好を見て、天界の住人は”れきしどらまのやくしゃ”口々にそう告げた
ならばその”れきしどらまのやくしゃ”になれば良いと考えた俺は、どのようにすれば良いかその手段をそいつらに問いかけた
どうやらすぐ近くに俺のいた時代を模倣した地があり、そこでそれを募っているようだと知る
俺は藁をもすがる思いで其処に向かった
その場所で募っていた仔細を確認し、俺は我が目を疑った。奇遇すぎるその内容に、思わず頬を引きつらせた
チェ・ヨン将軍だと?本当に笑わせる
そこではチェ・ヨン将軍の身代わり。代役の役者を募っていた
イムジャがどうせならハングルを覚えろと口煩く俺に言っておった。そんな面倒な事と気のない素振りを見せていた
いつか役に立つかもしれないじゃないと、イムジャは口を尖らせ拗ねていた
あの方の言葉を知りたかった俺は、イムジャが書いてくれた、そのハングル表を時々眺め見ていた
まさかこのような時に役立つとは。何と皮肉な物だろうか
だがこれしかない。ならばと、携えていた鬼剣で剣舞を披露して見せた
冗談じゃないチェ・ヨン将軍の降臨だと?面接官から口々に賛美を受け、俺はあっさりとその仲間へと受け入れられた
そして撮影が半ばに差し掛かる頃、チェ・ヨン将軍を担っていた役者が事故に倒れた
それを好機に、俺に白羽の矢が立つ。俺がその代わりを務める事となった
暫くして、その映画の撮影を取り仕切っていたのが、この会社「シンイホールディングス」である事を知る
偶然はそれだけでは済まなかった。この時代は、俺を何処までも笑わせてくれる
シンイホールディングスの表の顔は、歴史のドラマを中心とする映画の制作会社
だがもう一つの裏の顔があった
このイムジャが過ごして居るこの時代を「大韓民国」と呼ぶらしいが…
その国家を揺るがすほどの情報を、世界各国と売買する事を生業としていた
まさにこの時代の秘密結社とも言えよう
早い話が此処は天界のスリバンだ
俺はチェ・ヨン将軍の代役を見事に果たし、それを足掛かりにシンイホールディングスへと入り込むことに成功した
シンイホールディングスに籍を置くと、俺はすぐ様その内部を探り始めた
片腹痛い事に、チュンソクやテマン、トクマン、知った顔ぶれが目に入る
此奴らは、ウダルチのあいつらの輪廻転生を繰り返した果ての姿なのか
それとも単にあいつらの、未来の血族にあたるのだろうか
そもそもこれは何の偶然なのか
偶然という言葉で片付けるにはあまりに出来過ぎている。さもすれば、これが俺に用意された運命というやつなのだろうか
未知の力でも働いてない限り、こんな都合の良い話はありえないであろう
それだけではなかった。その他にも知った顔ぶれが社内で見受けられた
師叔が執行役員という身分の高い職に就いていて、シウルやジホは、師叔の腰ぎんちゃくと成り下がっていた
トギ擬きまで居る始末
おまけに各々の気性まで、俺が知るあいつらとほぼ似通っているようだった
そうとくれば話は早かった。俺がそいつらを、制圧するなど造作もない事
この社に籍を置き、数か月もしないうちに、皆の心を手中に収めた
その後、三年の歳月を経た今
俺はこの天界の地でイムジャの足取りを探しながら日々を過ごしていた
そして先日ついにシンイホールディングスの「シークレットサービス機密情報室」の本部長の座へと就任した
この社に置いて中核とされる極秘部署だ
ああ、言い忘れたが…
このシンイホールディングスの最高経営責任者は勿論あの方、チョナであった
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