当サイトのアメンバー募集についてはこちらからどうぞ
めっちゃ久しぶりに、高麗版のお話です~♪ あまりに久しぶりな気がする
小話
チェヨンが戦から戻ってきた
愛しい夫に身を添わせながら、ぐっすりと眠る姿を目に映していた
ヨンァが今ここにいる幸せを感じる
すーすーという柔らかな寝息が、すぐそばで聞こえてくる事が嬉しかった
布団の淵に視線を向けると、それに合わせて上下して揺れている
呼吸は生きている証だった
「イムジャ、何を見ておるのです?」
寝ているすぐ横でウンスの気配を感じ、目を閉じたまま問いかけた
「あら、起きたの?」
目を覚ました夫の横でウンスは身を少し起こすと、左手で肘枕を作った
「ずっとそこに?」
「うん」
ずっと見ていたかったのよと告げる代わりに、優しく微笑みかけた
戦から戻って来たチェヨンは屋敷に戻ると、ウンスを抱きしめ口づけをし、再会の喜びを分かち合った
そこまではいつもの二人のやり取り
しかしそれもつかの間の事だった
なぜなら今日は普段ならあり得ない、大層珍しい事があったのだ
感動の再会もそこそこに…
チェヨンは暫くすると「イムジャ俺は少し寝ます」それだけを告げ、さっさと一人で布団に入ってしまった
この人は相当疲れているのだと、ウンスは胸がすごく痛くなった
どこか肩透かしを食らったような、寂しい気持ちも無かったわけじゃない
だけど今この場所に、あなたがこうして無事で居てくれている
ただその事だけで十分なのだ
深い眠りについたチェヨンの横で寝姿を見ながら胸の中で唱えた
「帰ってきてくれてありがとう」
天(ハヌル)に無事に帰還できた事への、感謝の気持ちを伝えて過ごした
「ヨンァ…よっぽど疲れていたのね」
そして疲れた夫を癒すように、チェヨンの髪を優しく撫でてやった
すると突然、布団の中から大きな手が表に出てきて、手首をぎゅうと掴まれる
掴まれていた手を引き寄せられて、あっと言う間に仰向けになっていた
チェヨンはその上に乗り上げていた
「えっ…」
驚いて口をぽかんとさせたウンスに対し、にこりと微笑みかけながらこう答えた
「疲れてなどおらぬ」
「ええっ、だってあなた、寝るって…えっ?どういうこと?」
開いた口をあわわと動かした
困惑するウンスに愛しさを覚え、チェヨンは肩を震わせながら、くすくすと笑いだす
「備えただけです」
「えっ?備えたって…なにを?」
「こういう事です」
と言いながら驚いているウンスの唇に、自分の唇を押し当てた
チェヨンは何度か押しつけるよう、妻の存在を感じながら口づけを繰り返した
唇と唇の間に、小さな隙間を作り、上目使いでウンスの目を覗き込むと
「今宵は長丁場になる。故に仮眠をとったまでです」
一瞬おどけた顔をした後は、すぐに熱い男の顔でじい~と見つめてきた
その意味をすぐに察し、恥ずかしくなる
「はっ…?やだ…そういう事なの??」
ウンスは困り顔で耳まで赤くし、呆れ笑いを浮かべたのだった
(コショッとお借りした画像が含まれます…
再配布厳禁ですよ )
ブログランキングに参加中。ポチのご協力を何卒宜しくお願いいたします。↓↓↓