高岡古城公園は加賀藩二代藩主、前田利長公が築いた高岡城の城址を明治以来公園として開放したものです。元々の城は徳川幕府による一国一城令により廃城となりましたが、お堀や樹木などは昔のままの姿を残しています。春は桜、夏は緑の茂る森、秋は紅葉、冬は白銀の静寂に映える椿など、四季折々の色彩が楽しめる水濠公園として市民の憩いの場となっています。
http://contentsv.city.takaoka.toyama.jp/kansen/movie/ja/ja.html



国宝瑞龍寺は加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主利常公によって建立された曹洞宗の寺院です。造営は正保年間から、利長公の五十回忌の寛文三年(1663年)までのおよそ20年の歳月を要しました。当時は3万6千坪の寺域があり、周囲に濠をめぐらし、まさに城郭の姿を想わせるものがあったそうです。また正門前の道、八丁道をまっすぐに行くと、利長公墓所に突き当たります。墓所は三代藩主利常が利長公の三十三回忌に建てたもので、三重基壇の前面に十二段の石段を設けた重厚なものです。

⇒高岡市映像館へ