もうお前の目に俺の姿は映らないんだろう
俺は存在することを止めてしまったから、
お前は視ることを止めてしまったから、
お互いの姿を探して
ずっと
いつまでも
どこまでも
すれ違い続ける。
懐かしい匂いが鼻をかすめて振り返ってみても
俺の視る世界はぼやけて歪んで、空気に馴染んで溶けていく
お前の視る世界は真っ暗で
いや真っ白なのかもしれないけれど
何もいやしない
いても気づかない
それが俺たちの咎だから
背いた罰だった
愛した罰だった