この本は私のバイブルとしてとっておきたい
一冊です。
カバヒコは子どもたちを背中にのせるだけの
小さな公園の置物で、ペンキがはげてきて目
も悲しげに見えるほどのボロさ。
でもカバヒコは人の痛さや弱さをリカバリー
してくれると語り継がれている。
そこに来るのは、成績不振の高校生やママ友に
馴染めないママなど、心に何か不安や生きづら
さを抱えている人たち。
カバヒコは公園の隅っこにずっといるだけで、
何をするわけでもないし慰めるわけでもない。
ただみんなのよりどころになっているだけ。
結局一人一人自分の力で立ち直って前を向いて
行く時にカバヒコがいてくれる。
読んでいて、そんなうまく行くわけな〜いと
思いながらも、彼らの気持ちに寄り添いたく
なるのは、同じような経験をしてきたからかも
読んでいるうちに、人が持っているリカバリー
力を信じるべし!と思わせてくれます。
そしてそれを応援してくれてる存在がカバヒコ
なぜカバヒコという名前になったかは最後の
短編でわかります。
カバスケでもかわいいのになっと思いました
が、なーるほど、それでカバヒコかっと納得
でした
この本はきっと何年後かに再読するでしょう。
この目のペンキのはげ具合がかわい~
