青天のヘキレキ まさかの矯正開始?! | a2kichi あつきちのブログ

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韓国ドラマあれこれ・・・・。




久しぶりに息子の話




高3の春
学校から、「咬合」にチェックが入った校内歯科検診の結果を持ち帰った息子
今まで、虫歯もほぼ無しだった息子の歯の何処が今更「不正咬合」なのかサッパリ分からなかった



受験生は模試やら何やらで忙しいとか言い訳しては歯科医院を避けていた息子もやっと重い腰を上げた
今思えば、本人には何かしらの「不安材料」があって、ソレが怖くて先延ばしにしていたようだった
行きつけの歯科医院を受診すると、院長先生をはじめ、何やら不穏な動きが…
普段は本人だけ歯科医院に行くのに、たまたま一緒に来ていた私が唐突に先生から呼ばれた




いきなり
「ドアに何か挟まって閉まらない状態」と話し始めた院長先生
一体全体、なんの話かもピンと来ていなかった私はポッカーン顔
先生は、ご自分の説明が悪いと思ったのか、実際にあるドアを指し示しながら「ドアに…」同じ説明を繰り返された
いやいや、先生?
私は「ドア」が、まさか我が子の歯の例えとは考えてなかっただけで…




上の歯と下の歯が全く噛み合っていない?!




口、閉じてるのに?
なんで?
食べ物も食べてるけど?
なんで?




下の奥歯1本だけが異常に大きくなり、その歯が邪魔して他の歯が一切噛み合っていない状態だそうだ




ちょっと待って!
丁度、一年前に院長先生に診て貰ってるんだけど?
こんな突然の変化は、成長期にはよくあることなの??




やっぱり納得がいかないまま、矯正歯科の受診を勧められた
紹介状を書いて貰い
2019.07.10 
矯正歯科クリニックを訪問した






完全予約制
時間通りに名前を呼ばれて、お世辞にも広いとは言えない治療室(待合室とかはギッズコーナーもあって無茶苦茶広かったので、ギャップに驚いたためㅋㅋ)に案内された
息子はサッサと治療台に寝そべったけど、普通に先生の前に座れば良かったらしい






息子の口の中を診て…





矯正の程度としては重度ですね




じ、重度!?




今まで、全く気にも留めて無かったのに、イキナリの重度呼ばわり
手術をするか、矯正で直すか、とにかく時間も費用もかかるから「重度」だそうな…





この一年は受験生として大切な時期だし、希望の大学は全て県外…





今回、見合わせるとなればリスクはどのくらいかと尋ねると…





14本の歯が噛み合わさるのが本来の姿
息子の場合はその内の2本しか噛み合っていない
つまり、2本に相当な負担が掛かるのだから、下手すると2本が早々に使い痛んで運悪く抜けて仕舞う可能性もあると…




果たして急に主要2本を失った時にどうなるか…それを社会人になってから急遽アタフタと治療に走るよりは「今」しかないんじゃないかと母は先生の言葉から更に想像してゾッとした




2本だけで噛んでたら、自ずと顔も歪むんじゃね??




費用と時間を尋ねると、検査結果を見てみないとハッキリとは分からないと先生
一応の目安は




治療 2年?!
費用 100万!?




今回は精密検査を受けて帰宅
(こちらの精密検査は保険外診療なので、実費21600円だった)
結果を聞きに行った時に、原因や今後の治療やらの相談をすることになる




幸いなことに、息子は明るい顔をしていた




実は
急に滑舌が悪くなったのか、友人に「え?」と聞き返される事が増えていた
そのために大きな声で話すと逆に声が裏返り恥ずかしい思いをしていた
英語の発音が急に悪くなり、もしや自分も聴覚が原因じゃないかと心配していた(母に軽度難聴有り)
やたら唇を噛むことが増えていた

これらを一気に息子が告白した
春に「俺も難聴かも知れん…リスニングが出来なくなった」と吐露していた時に、まさか噛み合わせまでは疑いもしなくて、本人はズッと一人でモヤモヤしていたのかと思うと今回、原因が分かっただけで気持ちが軽くなったのは良かったと思う
検査を受けながら、前向きな気持ちに矯正の先生が持って行って下さったのだろう




これから長い長い闘いが始まります
経済的にも精神的にも、親も本人も
きっと、完治してお互いに「あの時は大変だったね」と笑い合う日が来るはずだから、その日まで備忘録していこうと思います

庭で見つけたガザニア(別名 勲章菊)
花言葉は「あなたを誇りに思う」「きらびやか」「潔白」だそうな

夏の日差しを受けて、白い花と白い葉(裏側)のコントラストがキリっとして凛々しかったのでパチリ☆