パパーっ、バイバイ!!
バイバイ!
バイバイ!!
バイバイ!


改札のところで後ろの方から聞こえた。
一度目のバイバイがざわつく駅で耳につき、首を回してみた。
パパは後ろを向いてバイバイと言った。
すぐに二度目のバイバイがあり、前に向き直って歩いていたパパが再び振り返った。
そしてまた笑顔で手を振った。
若いパパだった。大沢たかおに似ていた気もしなくもない。

なんのお別れだったのかな。
声の明るさから、ちょっとした用事かな。
子どもは少し遠くて、見ることが出来なかったけれど。




あたしは普段から「じゃあね」を多用している。
じゃあ、またね。じゃあね。
また会いたい。会えるでしょう?また、
一時間後でも、半日後でも、明日でも、明後日でも、一か月後でも一年後でも十年後でもいい。
また、ね。


…もう一つ、結構どうでもいいことを言うと、「バイバイ」はたまに、こどちゃでサナちゃんが羽山に別れを告げるシーンを思い出す。
二人の想いは通じたのに、サナは風花を気遣って抱き締めてきた羽山を突き放す。
ここ、切ないの。

まぁ普通に使っちゃうこともあるんだけどね。