皆さま ごきげんよう

 

 

突然、 何の予告も無しに、 2月4日の

 

夜、 私の娘 KARTIKA(KARINA)の


ご主人 FRITS FREDERICK SEEGERSが

 

この世を去りました。 今から 59年前、

 

私の母が 亡くなった 同じ夜に。

 

奇しくも 同じ夜でした。

 

8日に クリスチャンの お葬式が 

 

しめやかに 行われました。

 

彼の死は 大きなニュースとなり、 インドネシア中の新聞に

掲載されました。 連日、 私達の写真が 報道されました。

 

左から、 長女、 長男、 そして キラン。

 

カリナと私は 黒の喪服(カイン・カバヤ)で 臨みました。

 

 

フリッツ フレデリック シーガース氏が

 

多くの方々に いかに尊敬され、 愛され

 

慕われていたかがわかる、 沢山の

 

お花の数々を ご覧くださいませ。

 

第5代 メガワティ大統領、 ハビビ大統領、

アクバル・タンジュン元国会議長、 シティバンク、

シティコープ (フリッツは シティバンクの欧州・

中東・アジアの社長でした) シカゴ大学 &  etc, etc

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月9日には、 バリ島古来の 伝統に

 

のっとった、 バリ風の お別れの

 

セレモニーが 行われました。

 

バリのお弔いは “黒” ではなく “白” です。

 

 

 

 

人々が歩く小道は 美しい花で 飾られています。



浜辺に皆が 集まります。

 

神主の "のりと"に始まり、 バリ式の

 

花で飾られた位牌(お骨の一部)を 

 

神子と共に 時間をかけて 作ります。

 

そして それを持ったカリナ(喪主)を


中心に 海に向かって歩き、 船に

 

乗ります。 船は2隻、 カリナと子供

 

たち、 兄弟、 もう一隻に 私と 親友を

 

乗せます。

 


火葬されたフリッツの灰は 美しい花と共に 海に流されました。

 

バリ滞在中、 私の81歳のお誕生日

 

(2月6日)を 迎えましたので、

 

娘カリナ、 孫キランと、 久しぶりに、

 

ゆっくりしたひとときを 過ごしました。