君へ〜forever friend
8月30日。
ちょうど10年前の今くらいの時間、
3年間のカナダ留学への出発を前に、家の慣れ親しんだ
机に向かって、日記を書いていたことを、思い出します。
もう後戻りは出来ない。
部屋にはパッキングされた、大きなスーツケースが二つ。
自分で決めた留学なのに、本音は不安で不安で仕方なくて、
でも、その不安も家族の前では押し殺して、
そんな不安を抱えながら、唯一自分の日記には
本音を綴っていた時のことを思い出します。
でも、次の日、悠や友達の顔をみたら、
「あ、なんとなるかも!」と、意外とすぐに思えたのも、覚えてます。(笑)
友達の力は凄いものです。
今思えば、Dewの始まりはここからなんだよな~
写真を整理していたら、ちょうど2年前カナダに帰った時に
当時「君へ~forever friend」を作ったピアノの写真が出てきました。
![$Dewオフィシャルブログ「Dew便り」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20110830/23/dewie/9c/61/j/t02200165_0480036011452636978.jpg?caw=800)
もう、音が出ない鍵盤もあります。
それでも、閉校で音楽室が壊される時に、先生たちがわざわざ
持ち出してくれて、保管しておいてくれました。
本当に、このピアノだけはあの日のままでした。
左端の鍵盤の上に、置いていた鉛筆までも、あの日のままで。
![$Dewオフィシャルブログ「Dew便り」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20110830/23/dewie/ff/da/j/t02200165_0800060011452636980.jpg?caw=800)
不安を超えて前へ進もうとする時、
不安を無視することは出来なくて、
私たちは、やっぱり不安と向き合わないといけない。
そんな時に、友達がいて、家族がいて、
そして支えてくれる歌がある。
その歌が自分たちで作ったものの、私にとっては
この「君へ~forever friend」です。
これを悠と一緒に作った時の気持ち。。。
もうこれは多分私にしか分からない、
強烈で、もう本当に本当に忘れられない気持ちです。
この気持ちだけは、雨が降ろうが、槍が降ろうが、
私は手放すこと無く、歩んで行きたい。
歩まなくちゃ、そう思ってしまったから、
多分私は今こうしているんだと思います。
だから、Dewの曲の中でも、
この曲だけは、本当に、一人でも多くの人に生で、
顔を合わせて、伝えたいな、と思うのです。
この曲も、満7歳です。
これからも、大切に歌っていこうと思います。