先週の金曜日、5月21日は日経カルチャー「食で読み解くヨーロッパ」セミナーの第2回目に行ってきました。
講師は学芸大学の加賀美雅弘先生。
今回のお題は、「貧しい人たち(農民)が食べてきた物」。主にヨーロッパ人が新大陸に到達して移入された、トウモロコシとジャガイモについてです。これらはヨーロッパで栽培が可能だったため、広く利用されたのですね。
どちらも18世紀に、政策的に、いわば強制的に農民の食べ物として指定されたそうです。
もちろん小麦はずっと作られてきたのですが、この時代、輸出用の商品作物とされ、作っている農民の口には入らなくなった。
それで、トウモロコシはオーストリアのマリア・テレジアによって、ジャガイモはプロイセンのフリードリヒ大王によって、農民自身の食糧として奨励された、というより強制された。
トウモロコシだけを食べ続けると、ナイアシンの欠乏により「ペラグラ」という病気というか症状を発症する。「ペラグラ」は「皮膚の痛み」という意味で、酷くなれば死に至るそうです。これは原産地ではそういうことが起きない調理法があるのですが、ヨーロッパには調理法抜きで作物だけを持ってきたために、こういうことが起きた。
同じ時期に、同じように、プロイセンではジャガイモが導入されましたが、トウモロコシと違ってジャガイモは栄養的に優れていたので、人口が増え、増えた人々が都市に流入し、都市の発達につながりました。
わたしが大まかに理解したのはこんなところです。やっぱり専門家の話は面白いですね。
今週の金曜日の3回目で終わりです。終わってしまうのが残念なくらい面白いです。
日本経済新聞本社ビルです。
なかにあるカフェでも、日経平均や関連のニュースが流れてました!
先日は「幕末横浜の海防」の話を聞いてきました。会場は開港記念会館です。そんな歴史的建築の中で横浜の歴史の話を聞く!乙なものです。
最近こんなことばっかやってます。



