ディズニー携帯事業参入へ
浦安鼠の国で知られるディズニーリゾートの母体であるウォルトディズニー社が
携帯電話事業「ディズニー・モバイル(Disney Mobile)」を起業しました。
昨年の発表当初からMVNO(仮想移動体通信事業者)としての参入ではないと言っていたので、
どんなものになるかと思っていましたが、発表内容を見てナルホドと思いますた。
MVNOは狭義の意味で言えば、通信網を他の事業者から借り受けるというものですが、
ディズニーモバイルは通信網だけでなく、販売窓口、既存端末(カスタマイズ)、
はたまた料金プランにいたるまで、他キャリアから借り受けようというのです。
徹底したコスト削減ですね。
では、これだけ他キャリアのものを使ってしまって、ディズニーらしさはどこに残るのか。
まず、23あると言われているディズニー公式コンテンツです。
このコンテンツにはそれぞれ月額約100~300円かかるものですが、
これがディズニーモバイルで契約すると、全て無料になるというものです。
350~400万人いると言われている登録者は、それなりにディズニーファンでしょうから、
何パーセントかはMNPにてキャリア変更するのではと踏んでいるようです。
次の「らしさ」はドメインですね。
単体の通信事業者になるわけですから、オリジナルドメインが発生するのですが、
これが「~@disney.ne.jp」になるわけです。んー、「softbank.ne.jp」よりよっぽどいいですね(笑
料金プランもSBMと同じだから、SBMユーザから流れる可能性は大ですねぇ。
あとは、820SHからカスタマイズされた端末と、独自ユーザインターフェースでしょうか。
背面のミッキー群しかり、決定ボタンのミッキーしかり、
ユーザインターフェースもかなりディズニーな内容になってるようですね。
これもファンにはたまらんところでしょう。
2008/3/1にサービスインとのことです。
どれだけのディズニーファンが契約するんでしょーか。
はたまた、嫌SBMだけど料金プランは魅力的っといった人達が待ってましたと契約に動くのか。
ホワイト学割を発表したSBMとともに、携帯ユーザの動向が注目される3月となりそうですね。
あ、eMobileも3月に音声サービス開始か。