高雄科技大学(高科大)の社会人修士コース(EMBA)を卒業して3年、台湾を離れて1年半経つが、先日クラスメートより、連絡があり、「傑出校友」候補にノミネートしたいので、簡単な履歴書と、最近の活躍を証明する資料を提供してほしいとのことだった。とても光栄なことだったので、喜んでお受けすることとした。
活躍(?)関連資料については、以前、高雄で勤務していた現地法人が2022年に設立40周年を迎え、高雄市から優良日系企業表彰をいただいたので、その記事と、高雄でEMBAを取った勢いのまま、帰国後、日本の某公立大学の経営学の博士課程を受験し、無事合格し、2023年4月より社会人博士課程の学生になったので、その合格証明書や入学許可証をエントリー資料として提出した。
高科大EMBA第一号外国人学生だったこともあり、先生方からも強い推薦をいただいたそうで、「院級」(学部級)と「系級」(学科級)の「傑出校友」に選出された。2023年12月2日(土)に高科大の創立記念のお祝いイベントが行われたが、そこで表彰されることになった。せっかくの貴重な機会ということで、前日の金曜日に休暇をいただき、週末を利用してピンポイントで、高雄を訪れ、久しぶりに高雄の母校を訪問した。
当日昼頃、大学に行くと、運動場に大きなテントが張られ、その中には約200卓の円卓が並べられ、各学部、学科の先生方や卒業生が集い、すでに宴会が始まっていた。台湾ではよくある「流水席」式で、出張料理人が運動場に設置した移動式キッチンで料理を作り、出来立ての料理を配膳のおばちゃんたちが大テントの中の各テーブルに届けてくれるのだ。小生のクラスからも、多くのクラスメートが駆けつけてくれ、大いに盛り上がり、旧交を温めることができた。
表彰は、運動場の正面に設けられたステージで行われ、院級表彰は副院長(副学部長)の先生から、系級表彰は、系主任の先生より、賞状をいただいた。また、クラスメートが大きな花束を用意してくれ、たくさんの記念写真を撮ってくれた。
卒業して3年が経つが、このような光栄な表彰と、皆さんの温かいお祝いと歓待を受け、高科大EMBAに通って本当によかったなと思うと同時に、これからもこれを糧に、今後の人生も頑張っていこうと思った次第。
久しぶりの高雄の母校
高科大創立記念のにぎやかなイベント
2年間学びし教室
傑出校友(院級)の表彰
傑出校友の院級と系級の賞状
高科大創立記念の大テント宴会
著者: 大丸子。 男。 2017年3月より2022年3月まで高雄駐在。 趣味: ジョギング゛、古鎮・老街めぐり、老房子鑑賞。