とにかくいつも人だかりができている近所の屋台。何を売っているのかよくわからなかったが、並んで買ってみてわかった。台湾風揚げ菓子とでも言おうか。店名のにもなっている“白糖粿”は、でんぷんで作った“モチ”を衣をつけて揚げたもので、ピーナツ砂糖か胡麻砂糖をまぶして食べる。これだったのか・・・と思わず納得のの笑みがこぼれる美味しさ!!お茶と合わせて、おやつにもなるし、ボリューム的には、軽食にもなる。

 

 今回のお店(屋台)“正牌白糖粿”(苓雅区自強三路41号)は、自強路と中興路の交差点近くに位置し、この場所では比較的最近オープンしたが、60年の経験があるらしい。

 

 白糖粿と炸芋頭と、芋頭蕃薯を買ってみた。合わせて45元也。今回の大発見は、“芋頭蕃薯”がとても美味しかったこと。“蕃薯”は“地瓜”とも言い、サツマイモのことで、“芋頭”はタロイモ(里芋に近いが、里芋より繊維質で粗い食感か)を意味するが、蕃薯で甘い芋頭の餡をサンドして、衣をつけて揚げたもの。サツマイモの甘味とタロイモ餡の甘味が絶妙なハーモニーを奏でており、とにかく一食の価値あり!!台湾烏龍茶か日月潭紅茶と合わせて、アフタヌーンティーのスイーツに最適。

 

 

正牌白糖粿のお店の外観。いつも人だかり。

 

 

60年の経験があるらしい。

 

 

揚げたての揚げ菓子がずらり。番号札を取って、自分の番号が呼ばれるのを待つ。

 

左から、白糖粿、炸芋頭、芋頭蕃薯。お薦めは、芋頭蕃薯。

 

芋頭蕃薯は、蕃薯(サツマイモ)を芋頭餡(タロイモ餡)で挟んで揚げたもの。断面の紫がかった餡が芋頭(タロイモ)の餡。

 

正牌白糖粿のメニュー。