すみません。
今やっているオリンピックとは全然関係ないです。
『808state』
イギリスのアシッド・ハウス・ブームが頂点を迎えた88年に、マンチェスターで結成されました。
テクノ好きやシンセ好きの人なら誰でも知ってるローランドの『TR-808』
ハンドクラップやスネア他の音もさることながら
このキック(バスドラム)の重低音が凄くて(心音みたいなドンドンってやつ)
本物のバスドラムにすっかりとって変わってます。これか909のキック。
90年以降のクラブで流れている音楽や、今日聴く様々な音楽の4つ打ちキックは
ほとんどコレか909か、又はそれをサンプリング、シミュレート、発展させたものです。
もし、音に特許があるのなら凄いことになっている。
90 (1989)
ローファイ。夢の中の音楽を聴いてるような、デビッドリンチのBGMになりそうな・・
Ex:El (1991)
ハードコアテクノの先駆けといった感じでしょうか。
ソロデビュー前の『ビョーク』が参加しています。この頃からやっぱりビョーク。
Gorgeous (1993)
まさにゴージャス!いろいろなタイプの曲が楽しめます。YMOのリミックスの仕事やるまで
YMOのことは知らなかったらしい。この中の曲で16部連打のベースがでてくるけど
YMOっぽい。
Don Solaris (1996)
ゴージャスのあとだけに期待してたけど。なんだか違う世界に・・・・
高価な機材はいらない。誰もができる自由な音楽。
デトロイトテクノ以降のいわゆる『テクノ』
全世界的にブームとなり、この頃はほんとに音楽が面白い時期でした。
サンプラー、ブレイクビーツ、ローファイ、コードヒット、TB303、
ジャングル、ドラムンベース・・etc・・・
808 State「Olympic」
808 State 「Plan 9」
今はPC一台で完結してしまう。
寂しい。