酷い災害です
被災地では未だ余震や津波、土砂災害、降雪、停電など
ひと時も心の休まる時はない状態と思います
阪神、中越、NZ
震災体験者の方々は悪夢再び
心的ストレスはいかほどのものなのか
思いやることしかできません
電車網の壊滅を受けて延々と帰路を歩き続ける人々の「川」
大宮の会社から車で都内の自宅へは7時間弱かかりました
普段の電車通勤に不満を持っていた自らを恥じました
安全に目的地に運んでくれていたんだって
その車中で観たもの
疲れた脚を引きずるように歩く歩行者を威嚇し急かすドライバー
大渋滞の中、割り込むドライバー
でもね、
今やれることをしっかりやっている方々もいたんです
暗い夜道を明るく照らす家々の玄関灯
自宅玄関先で温かい飲み物と飴のようなものを配るお母さんたち
朝は早いはずの新聞屋さんが深夜にも関わらず店先を開放し簡易休憩所に
バスの来ないバス停で帰り道のわからない人々に地図を配り、道案内をする老夫婦
手書きのポスターで「トイレ使ってください」「お水もどうぞ」と沿道の民家
信号待ちの時に単独の女性同志を何人かのグループにして心細さを少なくして送り出すお巡りさん
不安な気持ちでやっと自宅に着いてあまりの惨状に愕然としながらも
深夜に知り合いの高校生を自転車で送り向かいする若い女の子
自分は何ができるのだろう
家族と連絡がとれないまま
大切な友人たちと連絡がとれないまま
渋滞の中で観る、脚を引きずりながら歩き続けるひと、ひと、ひと
みんな心細くて恐怖と闘っている
深夜近く、やっとメールが断続的ながらも遣り取りできるようになって
いつもの冗談めかしたメールの中にも「心の震え」が見え隠れ
「ひとり」でいる不安
ウチについて酷い有様だったらどうしようという不安
孤独だけれど歩いている方々よりは温かく脚も痛くならない自分
結局、初老のご夫婦お二人しかお乗せ出来ませんでした
もっと他に出来たんじゃあないか
そもそも車で帰宅する必要があったのか
少なくとも会社に留まっていれば1台分の渋滞は減らせた
歩いて帰宅すれば今ぐらいには帰れたはず
きっとビールがうみゃかったに違いない・・・・・
すみません、不謹慎でしたm(_ _)m
救援、復興と山積みなんですから
全ての災害犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします