プログラミングの、「リージョン」という考え方。

 

 リージョン・・・シルエットみたいなもの、である。白黒で、見せたい部分だけ黒(または白)。

 それほどお世話になることもなかったから、安易に考えていた。

 ウィンドウを丸くしたり中抜きしたり、そんな時に使っていたリージョンだが、キャラクターの背景をぶち抜くリージョンを作る方法が、なかった。

 

 フリーソフトの骨格をなす部分の画像処理であるため、この「背景ぶち抜きリージョン」が作成できないとなると、制作廃棄になってしまう。

 

 検索すると、同じ悩みを持つプログラマーが質問をし、回答するプログラマーも数人。

 

 結局、原始的な方法だった。

 全てのピクセルを二重の for() 文で検索し、キャラクター部分だけリージョンに追加していく。

 

 一度やれば済むから、処理速度や負担は問題ない。それでいこう。

 

 アッサリできたが、制作途中で悩むことは多々あるものだ。