何気なく耳にしているもの
18時になると
『そろそろ帰宅時間です』を知らせるオルゴールや チャイムが聞こえます。
先日、その何気ないチャイムが寂しく思えました。
うちの父
若い頃の父は
おい、ごはんはまだか!
おい、みたいな人だったのに
年をとり
チャイムが聞こえて
独り言のように
あ、今日もごはんはの時間がきたな… 。
そのつぶやきがなんだか寂しく聞こえたので
じー、今日はスイカも
あんだぞ~と独り言にクチをはさんでみました。
なんかさ、仕方ない事なのだけれども
あの頑固な父がいなくなったようでさみしい。
父は今幸せなのかな…
怖くて聞けません。
私は父の背を見て
怒鳴られながら無償の愛情をもらい
育ちました。
独り言つぶやきなんて
いらないのに。
『老いる』という現実を ものすごく淋しく感じます
大河内 路子
