俺の年収は900万ちょい。

よく、「そんなにたくさんもらっていて、何で借金が膨らむのか?」

と聞かれることがある。


うちのカミさんの親あたりは、

俺が女遊びや博打につぎ込んで

作った借金だと疑っている。


でも、違うんだよ!


もちろん、一番の原因は家計のコントロールが

まったくされていなかったこと。

これには理由がある。

俺の月給はかなり変動が激しい。

30万程度の月もあれば70万くらいもらえるときもある。

だから、どれくらいの支出が許されるかが

判りにくい。

平均すると45万くらい。

だけど、感覚的には60万くらいはもらっているような

気がするので、それくらいはいけると思ってしまう。

当然、月々に均すと15万の赤字。

それでも年間180万の借金が出来上がる。


それで、その赤字をカードローンなんかで補填すると、

カードローンは利息だけを払っていれば資金繰りは回る。

これを続けると・・・。

かくして、多重債務者の一丁上がり


何に使っていたかと言うと、

三つだな。

ひとつは、カミさんの趣味であるピアノ。

これに多いときは年間100万くらいかけていた。

月謝やら発表会費やら衣装やら・・・。

で、たちの悪いことに、カミさんはこれを仕事だと思っている。

とんでもない!

収入が無いものを仕事とは言いませぬ。


次は、子供の水泳。

これにかけたお金も、年間100万円くらい。


あとは、学習塾などの習い事。

これが、90万くらいかな。


シメて約300万。

手取りが700万として、

家計に回せる金額は400万

月にすると33万くらい。

これに対して、上記の赤字原因を除いた家計費が

40万くらい。

月々7万の赤字が出て、

これがボーナスで埋まらないことになる。

(最近では、もろもろの返済が増えてきて、

80万くらい月に出ている計算になっている。

われながら酷いもんだ。)


カードローンを使い始めると、

最初は資金繰りが回るからいいのだが、

そのうち、限度がくる。

そして、パンク・・・。


このままでいくと、実家の家や土地を

すべて売り払うことになる。

それはまずい。いくらなんでも。


俺は、心から反省した。

このままではいけないと思った。

何とかして、家計を再建しなくてはいけないと思った。

過去から現在に至る家計をすべて洗い出し、

再建策を練った。


今が再建の最後のチャンスなのだ。

JALだって、三分の一の従業員の首を切って、

赤字の路線はすべて撤退。

それくらいの痛みを味わっている。


うちはそれ以上を覚悟しなくてはならない。

で、俺が出した条件は、


1.ピアノはやめる

2.実家に戻る

3.カミさんも働く(月8万くらい)


これが最低条件。

これを飲まないことは、

イコール、だんなの実家を売り払えと言うこと。


とんでもない話である。

年老いた母はどこに住めというのか?

自分の実家は温存しておいて、

まったく身勝手な話だ。


それでも、のうのうと、

ピアノを弾き、

働かずに、お笑い番組を見てゲラゲラ笑い、

借りている家を掃除もせず、すみ続けている。


俺の堪忍袋の緒は切れた。


以上が、赤字と離婚の原因です。