私の好きなバレエ団であるパリオペラ座の「シンデレラ」を見るため、東京・上野にある東京文化会館まで行ってきました。


シンデレラと言えばかぼちゃの馬車に乗って、パーティに行き、王子様に出会いけれど、12時なり、魔法がとけ、ガラスの靴を残して去ってしまう…というのが通常のお話ですが、今回は舞台がハリウッド!


王子様は映画スターなのです。


今日の主なキャストは


シンデレラ:マリ=アニエス・ジロー

映画スター:カール・パケット


二人の義姉:メラニー・ユレル、ステファニー・ロンベール

継母:ジョセ・マルティネス


注目すべきは・・・・・・・、


衣装デザイン:森英恵


パリ・オペラ座の舞台を見るとバレエは、総合芸術ということがよくわかります。


舞台装置、衣装、ダンサーがすべてが豪華で抜かりないな~なんて思ってしまいました。


ダンサーの踊りも素晴らしかったのですが、私は衣装に目がいきました。


シンデレラがとびきり美しくなって、映画スターの前に登場した時の衣装、エレガントなジャケット(というのかな?)を羽織っていました。


その衣装が上品で少しマダムっぽいとても森英恵さんらしいデザインでした。一番目立つシーンで自分らしい衣装をデザインした森英恵さんの心意気を感じました。


世界の一流のバレエ団の衣装を日本人デザイナーの衣装が採用されているというのを嬉しかったです。


パリはファッションの都ですが、パリオペラ座の衣装はいつも素敵だなと思います。


すっかりパリの芸術を満喫して、上野を後にしました。