さても、さても、今回行った東京で一週間に出会った人たちにまたもや10の質問をしてきました。
人生迷走中な私にとって、心に残った出会いと別れです。
滞在二日目に、高校の時の同級生にお世話になるべく下北に移動、実に会うのは7年ぶり
インド旅行を終えて、今は彫り師として見習い中だとか。
彼女と私は、いつも一緒にいる5人の中の一人で、高校時代特に仲が良かったわけでもないんだけど、なんだかずーっと細々と続いてます。
高校時代の彼女の印象はいつも首を横に振ってるイメージしかなくって、周りの子からは地味な子としてしか映ってなかったと思う。
でも、その子の好きな音楽とか、描く絵とかにいつもハッとさせられてて、もっとちゃんと喋りたいなと思う子だったのです。
彼女から、いや、正確には彼女のお父さんからジャズを教えてもらったんだよね。
コルトレーンにアートブレイキー、そうそうビルエヴァンス…
そんな地味な彼女から聞いた夢はロック歌手になる事。
みんなが鼻で笑うなか、私はちょっとそら恐ろしい気がしたもんです(笑)
苦しくって、辛い高校生活だったけど、放課後にみんなで描いた絵とか、サボって原チャで海行ったりとか
屋上でサンオイル塗って日焼けとかwマイケルの真似してダンスしたりとか
思い返せば、バカバカしくってどうでもいいような事がやけに切ないな。
卒業後に彼女は音楽を目指すといって東京に行ってしまった。
さて、下北沢の北口を出ると彼女が迎えに来てくれてた。
変わってねーwwwwww
背が小さくて、突き出たちっちゃい唇とホクロ。ああ、よかったとなんだかほっとした
思い出と違うのは左手の表面からフリージアの花が咲いていた。
あんまりびっくりしなかったけど、後2か所に入ってると言ってもう一つの胸元をみると大きなリンゴが描かれてた。
私も彼女も共通点は音楽好き、っつーことで彼女の部屋で早速アナログ盤のお勧め品評会をしつつ
いろいろ語った。
そもそも、音楽を辞めたのは何故?
私さぁ、才能がないって気づいちゃったんだよね。音楽の怖い所はね、それなりに理由をつけてダラダラやってられる事なんだよ。
昔の音はそれこそ極めないと世に出られなかったじゃん?それが今やアレンジャーや編曲ソフトとかでそれなりになっちゃうもん。
私、よかったと思うの。きれいさっぱりあきらめられる位には一通りやったもん。
それで、ユースケに会ったのね。ベースで食ってる人でさ、その人のベースを聞いた瞬間に
あ、こりゃだめだわって思ったの。才能がある人が努力をするのに、ない奴がやっても到底は追いつけないからさ。
すっごく辛かったよ、誰よりも好きなはずなのに、私は音楽に選ばれないなんて。
前から、周りにおまえは音よりも絵を描くほうが合ってるって言われてたんだよね。インドに行ったときにヘナタトゥーを見よう見まねでしてあげたら、みんなすっごく喜んでくれてねぇ。
それにタトゥーって意外と需要があるし、手元にはキャッシュが残るし、生きてくにはこれだ!と思って。
今は見習い中。
入ってるのを見せてもらった、
左手には家族の名前と、お母さんが好きなフリージア、左胸の上には大きなリンゴ。
あれ、もう一つは?
それは好きな男しか見れないよww
どっこにいれたんですかー!!
さて、やっとこさ10の質問です。
Q1 好きな言葉は
働かざる者食うべからず!
ヒッピーに憧れたけど、実際はかっこよくなかった!!むしろおまえら働けよ!!
Q2 嫌いな言葉は
特にない。あんまり考えた事も感じたこともない
Q3 気分を高揚させてくれるものは
音楽
Q4 どんな事にげんなりするのか
とくにはない。
Q5 お気に入りの悪態は
悪態なんてつきません(笑)
Q6 好きな音は
リズム隊の音
Q7 嫌いな音は
ない!全ての音が楽しく美しい。
Q8 子供のころになりたかった職業は
漫画家
Q9 今の職業についてなかったら何になってたと思いますか
就業経験まだなしなので、未回答
Q10 天国の扉の前に着いたとき、神様になんと言ってもらいたいですか。
あ、無宗教なんで、ないです。神様とかよくわかんない。
さすが、らしい答えですw
今は目下次に彫ってもらうための資金を集めてる最中だそう。次はどこに入れるの?と聞いたら次は左太ももだそう。
5畳くらいの部屋に散乱したデッサン用紙と絵具、それにたくさんのギター。
背中には何かいれるのか、と聞いたら
いつかは何か背負いたいと思ってる。と言う彼女の肩は依然細いまんま。何を願い、見て背負うんだろう。
刺青を入れるってのは体にその生き物を飼うって事だ。
スワロウテイルでグリコがアゲハを入れる時に彫り師に言われた言葉を思い出して、その晩本当に久しぶりに
眠りに落ちた。