今の貴方と、今の私で。
それはきっと、過去の貴方のどれでもない、過去一番の今の貴方です。
まぁ、お互いに水に流したいこともあるのでしょう。←
私ってば貴方の渾身の告白を無視したようにも思います。
貴方は、なんだか、ある意味では制限のある中で頑張って下さいました。
私もちょっと告白まがいなことを言ったことはあります。
でも、そこでの関係はそれ以上ではないのです。だからそれの進展はしませんでした。
たぶん、私は。
あの時ストレートに何かを言われても、信じなかったと思います。
受け取ったそれを、壊さずに、きちんと、ずっと。
持っていられる自信がなかったのです。
取り落として壊してしまわないか。
誰かに奪われるのではないか。
と、疑うことになるのなら。
「受け取らない」と言う選択をするのです。
あの日の私は、そうだったのです。
だけど、それが、本当は一番欲しいのです。
貴方は、あの日、私が欲しいものを下さいました。
私が受け取れるようにして下さいました。
私は、それを、ちゃんと。
受け取っていたのです。
だから私は、今の貴方がくれるものを。
今の私が欲しいものを。
これから来るその時、きっと。
受け取れるのです。