わかりました。
貴方は、「私がこの世に頼る所はひとつもないんだ」と、それを知って無一文で裸足でボロでもまとって貴方の所に来ることを望んでいるんですね。
どんな些細なことでも真っ先に、貴方の名前を呼ぶことしか考えられなくなるまで、
貴方は、私にこの世の地獄を見せ続けるんですね。
まったく、おかしいなぁと思いましたよ。
巷で流行っているツインレイ事情が当てはまらないのです。人々がこうあるべきであるの真逆を行ってすらいました。
最初から愛しかないのです。
まぁ、鳥籠だったようです。私は貴方の籠の鳥。
どこまで行っても。
まぁ、イレギュラーがなかったとは言いません。
それはそれでしょう。もう終わったことです。謝罪なら聞いてあげます。
最初から私は貴方の手のひらの上。
それを私が愛籠(まなかご)だと呼べるまで。そうでなければならないのです。
だからこそ、貴方は私に地獄を見せ続けられるのです。
貴方と私になるために。