自宅にパソコンがないため、更新は仕事終わりの会社から。
携帯からだと、どうにも思考にタイプが追いつかないため実力の6割くらいしか出せない。
だから更新する時はパソコンからにしている。絶対的な実力がなんぼのものかは自分でははかりかねるが、6割しか出ないのだ。
いざ素敵な文章を書く!謳っているからにはとりあえずのアリバイ程度に2、3行というわけにはいかない。
とすると、意外に時間を喰う。このブログは思いのほか、負担になりかねないと弱音を吐きたくなる。
初投稿から閲覧数は22日が6、23日が4。自分の足跡もカウントされているとするなら、実質は2、3人といったところか。もしくは1人か。少なくとも自分以外の誰かが1人いるには違いない。
どこから迷い込んでくるのか、不思議なものである。
とりあえず、訪問者を増やすための策を講じてみようと思う。検索の上位に来ると思われるキーワードをさりげなく散りばめるのが良策であろうと思う。ので、クライストチャーチ、民主党、海老蔵、ガタフィ、リビア、今村昌平!
今村昌平は異彩を放つ。なぜイマヘイが出てきたか。
自分は映画監督では今村昌平を最も敬愛している。以前、今村昌平に関する私見を読みたくて、ブログで検索したことがあるくらい。ので、きっと同じように調べる嗜好の人もいるに違いないと思うから付け加えてみた。
今村昌平の映画は圧倒的な凄みがある。俳優はもちろん、着眼点と題材の面白さ、人間を描ききった本、妥協をしない演出と何をとっても凄すぎる。何より、作品を仕上げるまでに要した労力を思うと、くらくらする。それを実現せしめた今村昌平とそのスタッフの情熱に胸が打たれてしまうのだ。
あまりにも今村昌平の人間性に興味が出てしまい、自伝を読んだら晩年には数千万の借金が残ってしまったとのこと。カンヌを二回も取り、マーティン・スコセッシ、ポン・ジュノなど名監督に憧れを抱かせた監督なのに、日本の芸能界では財を成し得なかった悲しさ。日本社会の狭量さを感じてしまう。
ただ、お金に矜持を捨てることなく、良作を作ることだけを考え続けた今村昌平。無邪気さ、奔放さに憧れる。
今の映画界だと、若松孝二あたりに同質の情熱を感じる。日本アカデミー賞で寺島しのぶだけを写し、隣の若松孝二を一切抜かなかったテレビ局、バカやロー。その存在に一切触れない司会者たち、薄っぺらい。
本物が認められ、本物に幸ある社会になって欲しいなあ。